内申点のはなし①

9/26(月)の続き

その後、女子3人には社会の授業を一からやることを約束して中2Aクラスの教室へ。

中に入ると生徒は半分ほど来ていますが全体的にややお疲れ気味。
前日の新人戦の影響なのかな?

(まあ無理もない。
でも、まもなく校内テストだからな…
ここは気を引き締めないと・・・)

*******************

とりあえず世間話から。

「最近、中3の面談でさ、志望校をどこにするかという話になるんだけどさ」

すると、生徒は気になる話題なのか一斉にこちらに目を向けました。

「たいがいの人は成績が伸びてるんだ。
だから昔は届かなかった目標校も、
現在は合格圏にまでなってきている。

ただね…ふぅ~~…」

ここで一度間を取り生徒たちの方を見る。
みんな話の続きを聞きたそう。

「アレだよアレ。内申点。

中1、中2の頃の内申点の悪さが最後に引っかかってくるの。せっかく合格圏まできたのにね。

試しに、次の高校を受ける人たちの平均評定知ってる?」

私はそう言ってホワイトボードに、二高、一高、三高…と高校名を書いていきました。

「ああ、試しにさ…え~と誰にするかな…
ハイ、最近の通信簿の数字教えて?」

目の前に座るある女子を指さすと、その子はブルブルと首を横に振りました。

「ハハ…みんなの前では言いたくない…か。
じゃあ…ハイ、お前だ」

今度は夏頃塾に入った明るくて活発な運動部男子を指名。
すると彼は期待通りに答えてくれました。
「いいですよ」

「よし!国語は?」
「3です」

「数学」
「3です(笑)」

「英語」
「3」

「社会」
「3…」

見事なまでに3が並ぶので辺りもクスクスし出しました。

(いいなあ、お前。恥ずかしげもなく堂々とね。
オレはそういうやつが大好きだ。
もし教師だったら絶対5をやるのに。)

で、一通り言わせた出てきた結果は、体育だけ5でほかはオール3。

私は微動だにせずに言いました。
「いやあ素晴らしい!
男はこうでなくてはいかんね。
でもこれからはアレだ。勉強も頑張っていこうな!」
「ハイッ!」

「さあ、ところで…だ。
この成績だと、全部足して9で割って平均を出すと…
3.22ということになる。これ、覚えといてね。

で、さっきの話に戻るけど…
ここにある信頼筋から入手した極秘データがある。

各高校、平均評定どのくらいの人が受けたか、
というやつなんだけどね」
(つづく)

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ジャンル : 学校・教育

プロフィール

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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