宿題のルール①

「さあて、みんなの宿題をチェックしていきますね」

今週の月曜日、私は新しく受け持つ中2Aクラスの宿題をチェックしていきました。

このクラスには問題集の解答を渡しています。
マルつけまでしてくること!という約束になっているからです。

しかしある程度学力が伴っていないと、解答配布をチャンスと見て、「マルつけ」じゃなく「マル写し」をされるから宿題チェックは慎重にやらないといけません。

結果は・・・

A.きちんとやってある⇒6割
B.やってあるがマルつけがされていない⇒3割
C.半端、やってきていない⇒1割

という具合でした。

私は前に戻って生徒の方を向いて言いました。

「はい、今みんなの宿題見たけどね、
やってないのは3人いた。
おい、○○君、キミは何でやってないの?」

急に振られた最前列に座る男子は、一瞬ギクリとするも、ハッキリした声で言いました。「サボってしまいました」

「ほ~う!言い訳を一切言わずにサボったと」
「…は、はい…」

「いや~男らしいね!よく言った!
オレは先週言ったな、宿題はやんなくてもかまわないって。

ただし、ただのサボりはダメとも言ったな。
歴史の年表作ってました、数学の文章題が苦手でそっちの研究をやってました、部活が大会前でヘトヘトで…など正当な理由があるなら、出された宿題はやんなくてもいい。
だけど、アナタにはそれがないのね?」

もう一度確認すると、男子は肚を決めたようで「…はい」と答えました。そんなに簡単に肚をくくんないでほしいんだけどなぁ…

私は急に険しい顔つきになり
「よし、それなら…」
と言って指の関節をバキボキ鳴らしました。

「キミは車でお迎えか?」
「はい」

「じゃあ、8時の休憩中に家に電話するんだ。
10時半に迎えに来てとな。その時間なら終わるだろう」
「えっ」

「なあに、サボっても今日中にやり切ればいいのさ。
約束は約束だからな、守ってもらう」
「あ…はい」

**********************

私はまた生徒の方を向き強い口調で言いました。

「次に、宿題をやったけどマルつけしてない人ッ!
これも最悪だ!
どうして当たったかどうか確かめないんだ!
それではまったく意味がないだろう。埋めれば終わりなのか?
以後絶対にやるように!」

室内が急にピリッとなったように感じる。
いいねぇ、いいねぇ、楽しいなあ!

「あとは、宿題をやった人ッ!
よく頑張ったけどね、、、半分の人はダメだ!
まったくやり方がなってない!
例えばね…!」

私はペンを取りホワイトボードに向かいました。(つづく)

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ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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