前期の一日

おとといの金曜日、高校入試前期試験の合格発表がありました。

合格した人はいいとして、そうでない人が後期試験を前に精神バランスをくずしてしまうと大変です。

そのあたりを気にしながら生徒たちの動向を観察すると、

見た限りでは、合格した人があたり構わず喜びを爆発させることもなければ、結果が残念だった人が極端にふさぎ込む、といったこともなかったように思います。
みなさん大人なんですね。

以下、当日の動きを↓

******************

2/12(金)

午後3時、仙台一高を受けた男子二人が早々に自習にやってくる。

二人はカフェエリアのテーブルに離れて座り、一人は国語の長文、一人は理科の問題集に取りかかりました。

私は気になって二人に近寄り、このあと4時からの合格発表には行かないのか尋ねると、一人は、親は行ったけど自分は行きません、受かってないと思うからと返答。

(そうか・・・可能性は十分あるんだけど)

繊細な問題なのでそれ以上何も言わずにもう一人にも聞くと、こちらも受かるワケないので行きませんと笑って答えます。

私は男子の肩をポンポンたたきながら言いました。

「まあ平均評定3点台では確かになあ・・・
でもいいんだ、試験を受けたことに意義があるから」

私はなんとなく、そのまま男子の横に座って仕事を始めました。

ほどなく一人の女子が登場。

とぼとぼ歩いて奥のテーブルにひっそり腰かけたのを見て声をかけました。
「発表、いかないの?」
「はい」

「どうして?」
「だって絶対受かってないもん・・・」

女子は力なく言ったあと、続けて「前期受けなきゃよかった・・・」と言いました。

「なんで?」
「だってさあ・・・」

「じゃあなんで受けたの?」
「え?みんな受けるから・・・ただなんとなく」

ふ~ん、そういうもんなのかな・・・

発表前だからか女子はとにかく元気がないので、その場は気持ちを切り替えさせるために今後の勉強法について話をしてその場を去りました。

先ほどの男子の隣に戻ってパソコンをカタカタしながら時折、壁時計を見る。あと5分か・・・

男子もときどき壁時計を見ている。やはり気になるんだろうな・・・

午後4時10分、塾の電話が鳴った。
ビクンとしてパソコンの手が止まる。
男子二人の手が止まったのも見えた。

「はい、ハイパーラーニングです」
逸見さんの元気のよい声が聞こえてきたと思ったら、すぐに声のトーンが一つ上がった。

「そう!それは良かったね!おめでとう!」

(チッ・・・声でかいって!)

瞬間、二人の男子と目が合った。
緊張気味に笑う二人。

すぐに席を立ち、電話を代わると「先生、合格しました!」という女子の声。

「ヨルダンは一体どこにあるんだ」と吠えていたモンスタースチューデントからのもので良かったねえ、ひとまず安心。

電話を切ってもとの席に戻ると、二人がじっと私の方を見ています。

「誰なのかって?言わないよ(笑)
ほら、勉強勉強!」

******************

その後、合格した生徒やそのお母さんからお電話をいくつかいただきました。
合格、本当におめでとうございます!

一方、残念だった生徒は割とサバサバしている印象で、
今まで手薄だった理科、社会の勉強に懸命な様子。

切り替えができていていいね。そういうことなら前期を受ける意味はあったと思います。ぜひリベンジに成功してもらいたい。

翌日の授業では、生徒たちにこれから残り3週間の勉強方法をしっかり伝えました。

次のブログで内容をアップします。さあここからが本番だ!

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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