受験合格へのカギ①~vs傲慢男子編~

2つ前のブログで、マジメ男子にもう少し横柄に!傲慢に!
とアドバイスしましたが、逆のケースもあります。
今回はそのお話を。

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先週の日曜日―

英語の本番予想テストをやらせて、すぐに解答解説を始めました。

私が授業形式で解答を示していき、生徒に赤ペンで丸つけさせます。

「最後の自由英作文はこちらで丸つけする。
そこだけ得点は書かなくていいから答案を前に回して」

そう言って生徒がガヤガヤやっている間に
「ここまでパーフェクトの人はいるか?」と聞くと、
一高を受けるAが手をあげました。

「ほう、久々に3ケタ(100点)が見られるかもな」

彼はこの数か月間、
私の目から見て誰よりも熱心に勉強している生徒の一人で、
志望校の合格は間違いないとの確信がある生徒です。

しかし、A君の答案を見るたびに思うことがあります。

もし万が一落ちるとしたらここかなという部分が…

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今から10年ほど前の話―

中1冬の入会当初偏差値40台だった男子は、
塾で勉強を始めてからメキメキと力をつけ、
受験を迎えるころには偏差値が65にまでなりました。

しかし、中1内申点が低すぎて、
4.0に満たないため仙台南や向山は無理。

だとすると内申の関係ない一高(当時の偏差値は63)か
仙台東(当時50)かとなるのですが、
その家は母子家庭のため、万が一にも落ちられない。

本人はここまで頑張ったんだから一高を受けたい!
と言っていますが…
ここは家庭の事情で安全な方(仙台東)で…とお母さん。

私も、志望校のボーダーラインより偏差値が15ポイントも上なのだから
東はどう考えても落ちることはありませんと答えたのですが・・・

結果は不合格でした。
このときの衝撃といったらもう…

東高校の合格掲示板に、偏差値50ちょいの3人の番号は載ってて、
偏差値65の彼の番号が載ってないんだから。

何かの間違いではないかと板を何回も見返し、
しばらくの間そこを動けなかったのを覚えています。

その生徒の学力が不足していたとは思いません。

基礎基本はきちんと当てるし、難問奇問もよく解きます。

あれから10年もたつのに、いまだに一月一日の0時には
あけましておめでとうメールを私に寄越すほどの律儀な男です。

ではなぜ落ちたのか。

合格発表からしばらく、
何も手がつかないほど落ち込んで彷徨っていたあるとき、

書類ケースから彼に返しそびれていた
ある英語の小テストを見つけました。
瞬間、これだ…と悟りました。

字が汚いのです。

それまで見てきたすべての生徒の中でダントツに。
その後10年間、
今に至るまで彼の汚文字を超えた人はいないくらいに。

しかも汚いだけにとどまらない。
書いた解答は解答欄の枠を余裕ではみ出します。

氏名も汚い上に枠に収まっていません。

当時、何度となく注意はしたけれど、治りませんでした。
今にして思えば単に自分が未熟で怒り方が足りなかっただけなのですが…。

とにかく、書いた答えが読めないとか、
隣の解答欄にまたがっているとかでバツを連発で食らい、
不合格になったんだろうと思っています。

次の年から私は、読めない答えや、
枠をはみ出した答えには厳しくバツをつけるようにしました。

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さきほどのA君は、字は汚くないけれども、
枠をはみ出して書くことが頻繁にあります。

先日は、そのままつければ93点の数学のテストで、
氏名欄に書いた名前が枠を大きくはみ出していたのを見て、

そこに大きくバツ&マイナス20点!&「ナメンな!」の文字を書き、
合計73点とつけたばかりです。

もらった方は驚いていましたが、
このぐらいやんないと分かんないのだから仕方がない。

そうやっている内にようやく「枠越え」は減ってきましたが、、、
A君にはまだ弱点が残っています。

だから「久々に3ケタが見られるかもな」と言っておきながら、
多分100点ではないだろうなと答案をチェックすると…
やっぱりミスがありました。

その弱点とは…(つづく)

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ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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