受験合格へのカギ~vs真面目男子編~

明日は私立高校のB日程入試ですね。

昨日、私はA日程入試を終えたばかりのある中3男子(五橋教室)と話をしました。

参考になるかと思い、こちらにも同文をアップしますが、内容は「マジメ男子」向けです。ご注意を!

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午後4時―

育英高校の入試を終えた中3男子が教室にやってきました。

どうだったのと聞くと、確率でやらかしてしまった、答えがどうにも変な数になって合わない、試験中はとりあえずそこを飛ばして次々進めたとの返答。

「そして?」

不安な思いで続きを聞くと、最後に見直しで戻ってもう一度問題文を読んだら、自分は出方が6通りのサイコロと勘違いしていた。

問題は出方が5通りの物体を投げたやつだから、そこから思い直して残りを急いでやり、何とか時間ギリギリに終わったけど…いやあ危なかったと答えます。

「へえ、危なかったね~」
「はい、あんなひっかけがあるとは思わなかった」

ん?
今の言葉…少し気になるな…

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その後、宿題にしていた公立入試予想模試を採点し、答案を返却。

その見直し中、間違いを指摘していく中で、普通の間違いのほかにもったいないミスも何個かありました。

そのたびに男子はのけ反って悔しがります。
「うわ~なんでこんなの間違えたんだろう…ここは絶対水素なのに…」

そして続く地震の記述問題で、男子の口からまたあの言葉が出ました。
「うう、問題文をよく読めばわかったのに…この問題、ひっかけ多くないですか?」

「ちょっと待った」
私は話を遮って言いました。

「ひっかけって言うけどね、そんなものはこの世にないんだよ。
出題者は何も意地悪して生徒たちをひっかけようなんて思って問題を作ってないから。

言うなら『慎重さ』だな。

『あなたはちゃんと細かいところまで配慮の行き届く人間ですか?』
とね、そこをテストしてくるときはある。

なぜなら慎重さと優秀さには深い関わりがあるからね。

その手の問題をひっかけと呼ぶかどうかは受け手の問題だな」

私は一度話を区切ってから続けました。

「聞くけどさ、
真のトップクラスの人たちって何が優れていると思う?」

こう尋ねましたが、この話の流れから答えはもうわかります。

「世間はおそらく、難しいのを解ける人だと言うのかもしれない。

え~こんな難しい問題解けるんだ!頭いい!ってね。

でも、一高二高に入る人ならその能力にそんなに差はないんだ。

ほんとに凄い人はね、、、

まあ間違えないの。

お前の言うひっかけにもひっかからない。

例えばオレは中学高校のとき、テストを解いていて、ああこれは大多数が早とちりしてひっかかるだろうなって思ったらうれしかったなあ。

テスト中だけど、問題を作った人に心の中で手を合わせたもんだ。
大半の人がやらかすワナをわざわざ作ってくれてどうもありがとうございますって。

同時に、ライバルに対しても思うんだ。
(あいつらもこれにまんまとハマってくれないかな…)と。

ところがね、、、

一高で言うと、常にトップ10にいるような人はね、
まあ転ばない転ばない。
絶対と言っていいほど転ばないの。

ライバルに対して、よくこれが解けるな~!って感心したことはあまりないけど、
ホント、間違えないね~!と感心したことは何度もあるね。

社会に出てもそうだぞ。
この人、仕事ができるな~って俺が思うのは、
細かいところまでよく気がついて、間違えない人だな。

医者だってそうでしょ。打つ薬を間違えたら大変だもんね(笑)

つまり要約するとね、

ひっかけと言うのはない。

でも「慎重さ」を問うテストはある。

そして、それに文句を言う人になってはダメってこと。
むしろそれを喜ばないと。

ほう、アンタ!
今回は俺が慎重かどうかを試そうって肚だな?とね」

男子が笑う中、私はさらに続けました。

「あと、お前はちとクリーンすぎる。

もっと横柄に。
傲慢にならないといけない。

正直者はバカを見るというけど、
素直過ぎてコロコロ転び過ぎだよ。
将来高いツボでも買わされるんじゃないか?

次の私立、試験会場に行ったらこう思うんだ。

『ほう、今日はみなさん、いろんなところから寒い中やってきてご苦労様。

しっかし…ヘッ、どいつもこいつも間抜けそうなツラばかり。

まあ絶対に俺には勝てないだろうけど、せいぜいがんばってくれよな、そうでないとこっちも張り合いがないからさ。

ん?あっちに座ってる子は手が震えてるぞ?大丈夫、落ち着いて、まずは深呼吸しよっか!』」

身振り手振りを加えて話す私の演技に、生徒は大爆笑。

そう、この人にいい意味での「ズル賢こさ」が加われば鬼に金棒。だから私は「あえて」悪い人を演じたのでした。

でもこれを名取の女子の前でやると、「ホント、サイッテー!」と強烈に嫌われるんだよなあ…やめとくか…。

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ジャンル : 学校・教育

プロフィール

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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