ときに厳しく

「今日は授業がないのに、ずいぶん頑張るね」

午後5時、自習に来ている中3をねぎらいつつ、自分から来ているの?それとも親に言われて?と尋ねると、全員「自分で」と返答しました。エライ!

CIMG0203.jpg

机の上に出しているものを見ると、宿題をこなす者、社会のノートまとめを行う者、模試の過去問をコピーしてやる者・・・などいろいろいますが、自ら主体的に勉強に取り組むのは受験生なら必然といったところでしょうか。

そんな雰囲気を察知して、私が指導する特進クラスでは、現在はあまり宿題を出していません。

先月末まで、宮城の過去問すべて+英語のシリウスという分厚い2冊(※)を課題にしていたし、冬休みからは全国の入試過去問行脚という大量の宿題がまた始まります。

分厚い2冊

だから今はあえて課題を課すことなく、生徒たちの主体性に任せています。

ところがほかの学年となるとそうもいきません。

何かが迫っているワケではないし、学校からの宿題もないから、怠ける人はとことん怠けてしまいます。

というわけで今日の中2特進クラス、4日前に出した宿題は結構ありました。

******************
・国語読解プリント4話分
・漢字ドリル3ページ

・連立方程式文章題(やや難)3題
・数学ワーク図形の証明3題
・図形の復習2ページ

・英語ワーク2ページ
・英語シリウス長文読解3話
******************

そして今日宿題を確認したところ、、、
多くはきちんとやってありましたが、

×…やってない人は2名
△…半端な人、マル付けが済んでない人が2名という結果に。

その4名には心を鬼にして結構厳しいことを言いましたが、私は宿題をやってきたうちの女子一人にも厳しい口調で責めました。

その女子は一通りきちんとやってきてあったものの、連立方程式の文章題プリントだけ白紙で、教室に来るなり「先生、これ全然分かんなかった」と言ったのです。

「3問のうちのどこが?」
「ぜんぶ。これ難しい」

「式を1つも立てられなかったというのか?」
「うん、だって難しいもん」

「ウソだね」
「ホントだって!」

「いいや違う。文章を読んで、連立方程式の一つはできたけどもう一つが作れなくて解けませんでした……というならオレも納得する。だけど連立の式を両方とも作れないなんてことがあるかい、しかも3題とも」
「ホント!ホントに分かんなかったの!」

「ならこのクラスじゃないな。
・・・いいか、お前は真剣に考えようとしていないんだ。
このまっさらな紙!
図もない、線もない、大体にしてシワの一つもない。
これで『やったけど分かんなかった』って?
フザけんな!」

この生徒、数学が90点台からちょっとずつ下がってきています。
それは考えようとしていないから。

1学期までは計算中心だから良かったけど、中2の二学期からは関数や図形など頭を使う問題が増えてきます。

この生徒は自分で言う通りそれを少しは考えます。

でもすぐに心の隅で、あとは「分かんない」と言って済ませよう、あとは先生が書いたのを写そうと思う。

そういう取り組みの甘さがこの生徒の成績不振の一番の原因です。

「ホントのホントに分からないんだったらオレも一生懸命教えるよ。
でもお前のプリントを見ると汗をかいた跡がまったくない。
これじゃあダメだ。
一個でいいから式を作ってみろ」

女子は言われてムッとしたのか、シュンとしたのか、、、おそらく前者だろうと思うけど、その後黙ってプリントに目を落としました。

はぁ・・・今日は結構怒ったなぁ・・・

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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