一高の倍率

11/9(月)
自習テーブルから、あ~終わったわ…と声が聞こえてきました。

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「うわ~、一高の前期の倍率高け~~」と男子。

おお、予備調査倍率が出るのは今日だったか。

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私が近くへ行くと、男子が言いました。

「先生、一高の倍率6倍越えですよ!苦しいな~」

「まあ一高の前期はそうだよね。
平均評定の縛りがないから。
ああ、なんて潔い学校なんだろう。
頭のよい荒くれモノにもチャンスを与える。
世の中のすべての学校がこうであってほしいね」

「6.66倍……この数字はキツイな~」

「それに比べて二高ときたらセコイことセコイこと…(ブツブツ…)
平均評定4.8ってなんだよ。
お行儀のよさじゃなくて脳みそで勝負せんかいっ!脳みそで!」

「先生!一高の倍率見ましたか!6倍超えてますよ!」

「ああ、ウルサイなもう!だからなんだよ!」

「6人に1人しか受からないんですよ?キツいじゃないですか!」

「ああ、お前はどうしてそういう発想しかできないかね、この小市民が。

オレだったらその数字を見た瞬間に、
『可哀そうに…オレがいるせいで5人も落ちるのか…』って思うけどな。

…っていうか、オレは一高なら前期など受けないけどね。なぜか?

大体、ホントに一高に行って一高生活を謳歌したいと思うなら前期でいってはダメなんだよ。

募集要項を見て一高のメッセージが聞こえてこないか?

こないだの改革で、二高を始め、ほかの学校は前期の募集を定員の30%に引き上げたが一高はしない。20%のままだ。

それに、ほかの学校のように出願条件で内申基準なども設けていない。オール1でも何でもござれという懐の広さだ。

ちなみにどうせなら一高には「平均評定の基準ナシ」という表記ではなく、二高の4.8に対抗して、

「本校を受験する生徒は平均評定1.0以上の者に限る」と書いてほしかったけどな。中身が同じならこっちの方が傑作だ(笑)

とにかく、一高は県の推進する前期政策にとことん反旗を翻してるんだよ。

前期を20%に据え置くのも、
後期の内申:入試を3:7にしているのも、
あれはお上が決めた最低限のルールだから渋々やってることなの。

これを要約すると、一高のホンネは、
前期0%、後期100%、
内申:入試は0:10!ということ。

つまり、脳みそ一本の一発勝負をやりたいの。

・・・人間ね・・・、将来成功するもしないも、つまるところ「肚」なんだよ。

そんなの前期とか内申点で測れるかい!

ってことを一高様は良く分かっていらっしゃるんだ。

毎年、一高の募集要項を見るたびに思うね。

武士道精神というか、現代に足りないある種の潔さとか清々しさのようなものを。

『死ぬも生きるも一発勝負。そこをくぐりぬけた人間を我々は歓迎する。さあ勇者よ、きなさい。ゲームの始まりだ』

アレ見てるとこういうメッセージがビンビンに伝わってくるけどな。お前は感じない?」

「あ・・・え~・・・感じたことはありません・・・」

「つくづく小者よのう・・・」

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ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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