1位を取るには

先日、五橋教室への問い合わせで、あるご両親から娘をトップ高にダントツで入らせたいのですが、というご相談がありました。

お子様の学年は中2で、最近の校内試験は460点ぐらいの6位。

順位は一応学年のベストテンには入っているが、親子で決めたレベルには達しておらず、まずはとりあえず首位を取りたい、そして受験では二高にぶっちぎりで合格したい…という内容でした。

(ふーむ・・・)

話を聞き終え、私はちょっとの間考え込みました。

「はい!1位ですね?かしこまりました!」と笑顔で言えたらいいんですけど。

私はまず、学校の1位の人は何点取っているのかを尋ねました。

答えは480~490台とのこと。まあそれぐらいでしょう。

そしてお子様が(現在、塾に通われているそうですが、)テスト前にどのような勉強をしているのか尋ねると、

よく言われる「学校のワーク3回繰り返し」はきちんとやっているし、塾のワークや宿題もキッチリこなしている。

それでも相変わらず460台なのだから、勉強法に問題があるのかもしれない…とおっしゃいます。

「そうですか、大体分かりました…」
私は話をいったん引き取りました。

そしてすぐに今まで指導してきて1位を取ったり、480~490台を取ったりした生徒らのことを思い浮かべました。

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4,3,2,1位と一段ずつ駆け上がったマシーン…
10、6、3と来て1位になった無口の男子…
10位からポンと1位になったあいつ…

ゴルゴの名言
中2バトル勃発
期末の結果

あの子らに、いったい私が何をやったというのだろう。

この男子3人は、普段からまあよく勉強をやっている。

テスト前の学校のワークの繰り返しや塾のワーク、宿題はもちろん完璧だ。

しかもそれだけにとどまらない。

すべての変化球に対応すべく、塾の本棚においてある他社のワーク3種類ほども全部終える。

大体、11/3にみやぎ模試11月号をやるよと告知すると、試験までの2週間の間に、塾にある過去問6年分×5科目すべてやり終えるほどの勤勉家だ。

こんなに大量のものを、すべて課題として塾が用意して出すのは無理だ。

そこで私は、平日ちゃんと午後イチで教室を開けて(昼間閉まっている塾が多い)、

コピーや教材の貸し出しは自由とし(先月のコピー代には目がテンになった)、

夜は授業後も自習可能な時間を取り(おかげで毎日午前様だ)、

テスト付近は日曜も祝日も教室を開放した(年中無休…まるでコンビニだ…)。
※明後日の日曜から以後、毎週日曜10:00~18:30で教室開放。自習可能です。

これらはすべて、彼らのやる大量演習を可能にするための施策で、私が何かをしたということではない。

よく、「今回はかなり机に向かって頑張った!」なんて話を聞くが、彼らの学習量には絶対に及ばないだろう。

彼らが「量」で成功したタイプなら、「質」で成功した生徒もいる。

女子ではあいつだ、490台を何度も取った天才…
一昨年のあいつも近年まれに見る天才で、1位&偏差値70以上は普通だった…

個別指導の先生
トップの勉強法

この2人に共通するのは集中力。

問題集を何冊も解いたわけではないけど、ここ一番の集中力はずば抜けたものがあり、

塾で与えた難しい問題(校内試験には出っこない難問)を何時間でもコンコンと考え続けることができた。

そうして得た質の良い脳ミソがあらゆる問題への対応力を生むのだろう。

この2つの話、以前読んだ将棋の天才棋士、森内さんと羽生さんの話に通じるものがある。

森内さんの勉強法は、世にある定跡書、戦法書を片っ端から読んで知識の習得を目指したとあり、

羽生さんの勉強法は、難解な局面を並べて次の一手、最善手をコンコンと考えるとあった。

まさに、量と集中力。

・・・で?これを塾が生徒に押し付けてやらせるのだろうか?

量って?ワークを30冊も?

集中力?それ1つに黙って3時間考えなさいって言う?

いや~ムリ。

大体この領域に入ってくる生徒は勉強やテストを楽しんでいるから。人に言われてやっているようでは真の1位にはなれません。

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そこで、私はお父さんお母さんにこう申し上げました。

「どうすれば490になるかという、絶対的なものはありません。

ただし、その点数を取る人たちが何をやっているかということは言えます」

参考になったんでしょうかね…。

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ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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