自習の事情

お待たせしました!
今日からお盆明けの授業が再開です!

仙台育英の甲子園の結果が気になる中教室に来ると、、、すぐに自習生もちらほらやってきました。

午後3時半の様子↓

DSCF2321.jpg

私はその中の一人、普段個別指導を受けている中3女子のところに行きました。
「ほ~、今日もね~、頑張るね~」

女子はニコッと笑ってまた机の上の社会の問題集に目を落とします。

「お前はこの夏随分がんばってたよなぁ。模試の結果が楽しみだ」

私はこの生徒が夏期講習中も、ほぼ毎日自習に来ていたのを知っています。こんなに勉強をしていて成績が上がらないワケがない、と思って言うと、女子は苦笑いしながら、どうなんでしょうねぇと返事。

「ふ~ん、まあそれは後のお楽しみとして、ところで…」

私はここで一つ気になっていたことを質問しました。

「こんなに早く自習に来たのはどうしてなの?自分から?それともお母さんに言われて無理やりとか?(笑)」

この子は長時間集中して熱心に勉強できる子です。でも、そのすべてを本当に自ら計画してやっているんだろうか?ふと疑問に思ったので聞いたのでした。

すると、女子はまた苦笑いを浮かべながら「お母さんに行けって言われて」と返答。

…だよな。それがフツーだよ。

でもこの子、家を出るときはイヤイヤだったかもしれないけど、ここに来てからはずっと熱心に勉強している。

こういうのを見ると…やっぱりきっかけを与えるのって大事だなぁって思うなぁ。

子にブツブツ言われようが鬼と思われようが、いいから行くよ!と押し付ける。

これがなかったら・・・この子はきっとやらなかっただろうな・・・
そうしてズルズルと・・・フツーな一日を過ごして終わり・・・と。

ああ、分かるなあ・・・
ジムに通いだしたはいいものの、家から一歩が出ない自分と同じじゃないか。

行けば熱心にバイクをこいでダンベルも上げるんだけどなぁ・・・その一歩がなっかなか難しい。

ほら、行ってきなさい!と、ピシャッとやってくれる人、誰かいないかなぁ・・・

なんて考えつつ、ほかの生徒にも一人ひとり聞いていきました。「お前がここに来たのは自分なの?親?」

中2特進クラスの女子二人は「え?自分です!」「ウチも!」と元気に返事。お前たちはね・・・なんか楽しそうだもんね・・・

中3特進クラスの男子は無表情で言いました。「自分です」
まあ、お前はマシーンだからね・・・

もう一人の中3女子は別の答え。「行くなって言われた」

そりゃまたいったいどうしてと聞くと、今日午前は集まりがあって学校だった。午後にまっすぐ塾に行って勉強すると言ったら、今日は雨だから迎えが面倒。だから行くなとのこと。へ~・・・家庭によっていろいろあるんだね。。。

最後に学校のワークをやっていた中1男子に聞くと、彼は下を向いたまま言いました。「お母さんに追い出されて・・・」

「ほう、追い出された?」私が笑いながら尋ねると、男子はポツリポツリ話し始めました。

「学校の夏休みの宿題をやってなかったから、やるまで帰ってくるなと言われた」
「ほう、それはキツいね」

「そして家に鍵をかけられた」
「ほう、まさに『追い出された』って感じだね」

言い終わり、シュンとなってる男子を見て私は言いました。
「よし、じゃあ早く終わらせよう!先生も手伝ってやるから、分からないところは質問するんだぞ」

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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