エリを正して

先週、私は中2特進クラス↓に対して少々声を荒げてしまいました。

002_20150706221640a46.jpg

先週月曜日―

授業の冒頭、生徒に校内テストの結果を書かせようと紙を配ると、書きたくない、社会がサイアクだったなどと言って、中にはお願いだからクラスを変えないでくださいと号泣する女子までいた一方で、

その後の数学の時間、「さあ、今日から楽しい楽しい文章題へ突入だ!」と私が言うと、

イヤだ、計算の方がいい、文章題はムリ、などと言う生徒がクラスの半分くらいいたので、

何を言ってるんだ、計算なんてただの苦行だろ、クソおもしろくもない…

文章題を見てどういう式になるか考える、

そこに数学のだいご味があるんじゃないかと重ねて言うと、

何言ってんの!全然面白くない!見ているうちにイライラしてくる!との反論が。

そこで私はとうとう声を大にして言ったのでした。

お前らね…嫌だ嫌だって、それ本気で言ってんの?

さっき、テストの点数が良くなかったって泣いてたやつもさ、

文章題からは逃げたい、

でも高得点を取りたいってさ、

なに無茶苦茶なコト言ってんの?そんなんでは永遠に100点なんて取れねえよ!

大体、お前らには「矜持」というものがないのか?

「矜持」っていうのはね、衿を持つってこう書くんだ。

着物の襟を正してシャンとする、つまり自分は周りとは違うっていう意識、気高い意識を持つってことだ。

お前ら、将来何になるのか分かんないけどさ、でもまあ立場のある人間にはなるんだろう。

そういうとき、計算ばかりやって何になる。

そんなものはそこら辺を歩っている人にやらせればいいんだよ、お前らの仕事は違うだろ!

アンタたちは設計する側なんだよ。

難しい問題を読み込み、よく考えて方針を立てる。そこまで。

そのあとはこれやっといてと部下に任せればいいんだ。

ああ、話は変わるけど、一高とか二華、向山、南のような上位の学校はね、

前期試験を受けられる人の条件として、「リーダーシップのある人」とこう書いてある。
(ここで、リーダーシップって何ですか?の声)

リーダーシップのある人ってのはね、

さっき言ったように、計算がいい、文章題は嫌だと逃げ回っている集団の中でね、

それを解決するのはオレだ、自分ならやれる、そういうものなら任せてくれと手を挙げられる人のことをいうんだ。

さっきこの中で半分くらいの人たちがわめいてたな。「計算がいい」「文章題は嫌だ」って。

でも残りの半分は黙っていた。

その人たちはきっと…

「そうかな…?計算なんかより文章題の方が頭を使って楽しいんだけどな…」と内心思ってたんじゃないかな?

だけど周りがブーブー言うもんだから反対のことは言いにくい、だから黙っていたんだろう。

その人たちに言いたい。

素晴らしいよ。これからもその気持ちを持ち続けよう!周りに流されんなよ!

さっき、クラスが変わりたくないと言ってた人がいたな。

勘違いしてほしくないんだが…

オレは点数では分けないよ。

考えるのが嫌で計算ばかりやる420点と、文章題にワクワクする360点がいたら、間違いなく360点の方を特進にする。

だから次の授業で標準クラスに行ってこの話をしようと思う。

そこでもし、目がキラキラするような人がいたら…こちらでも十分やれるから来ないかと声をかけるつもりだ…

…と、ここで授業終了のお時間が。

結構長々と話してしまった。。。

中2の1学期でこういう話はちと重たかったかな、、、と思うも、さっきまでやいのやいの言ってた連中も神妙な面持ちに見えます。ちょっとは効果あったかな

次の回の授業で、私は約束通り標準クラス↓に行って全体に話をしました。

(写真は授業風景)
001_20150706221639180.jpg

話から一週間。
特進クラスの昨日の授業では、文章題に文句を立てる人は一人もいませんでした。

さらに積極的に居残り学習していく人たちが↓。私も休んではいられません。

時刻は10時。頑張るね!

004_20150706221636bbf.jpg

標準クラス↓でも、10時なのに3人が勉強中。遠藤先生もお疲れ様。

左の男子生徒について遠藤が言っていました。
「アイツ…、先週の工藤先生の話を聞いて、最初はオレらをバカにしていると言ってましたけど、今は自らああやって勉強していくわけです。効果あったと思います」

005_20150706221637b06.jpg

居残りの生徒らが帰って、時刻は10時半。

ブログを書こうと思うが心身ともに動かない…。ただパソコン画面をボーっとみつめるばかり。

DSCF2109.jpg

11時直前、奥の通路で話声が聞こえる。

なんだ、まだ誰かいたのか…と思い、そこへ向かうと…ゲゲッ!お前ら、まだいたの?!

006_2015070622170531c.jpg

二中、増中の中3ツートップが、過去のみやぎ模試のコピー(数学)を熱心に解いています。

一高に行きたいと切磋琢磨する2人の間柄はまさに良きライバル。頑張れよ!

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR