ことば知らず4

中2特進クラスで、マルつけ&見直しの重要性を語った後、数学に移りました。

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少々話疲れたので後ろの席の女子に問題文を読むように言うと、抑揚の効いた素晴らしい読み方だったので私はその生徒をほめました。

「とてもいいね、読み方が流ちょうで」

そして私がホワイトボードに向いて文字を書き始めたとき、背後でざわざわ…

「え?今先生なんて言ったの…?」
「リュウ…チョウ…?」
「なに?リュウチョウって…」

会話が丸聞こえだったので私はくるりと振り向いて言いました。
「お前ら…もしかして流ちょうって知らないの?」

「え?何ですかそのことば」とは二中のトップ女子。

「流れるように読んだってこと。普通に言うでしょ」

「言わない言わない」

「はぁ~まあ難しい言葉だったかな…。
でもお前ら…オレでよかったな。この1年でかなり成長するぞ」

**************

その後、英語と国語の小テストをやりました。

国語は言葉の知識を問う問題です。

先ほどのやり取りではないけれど、
ここ数年、生徒の語彙力がなさすぎると感じているのでこの学年にも試してみました。

・彼はさっきから命令ばかり!私のことを(  )で使って…

・ここはわざと負けて相手に(  )を持たせてやろうよ

・もうそれを知ってるの?相変わらず君は(  )が早いなあ

など10問出すも、まあひどいひどい。。。

一番目は、歯で使うとか、足で使うとかまあいろいろ。

「あごで使うって言うでしょ!『オラ、行ってこい!』ってあごを突き出すだろ?どうして歯を出すんだよ!」と言っても生徒らは一様に「知らなーい」とガヤガヤ…

「これは?わざと負けて何を持たせるの?」
学年2位の女子生徒に聞くと、
首を傾げながら「肩?」

「いや~肩を持つっては言うけどさ…違う!はい隣!」

「足!」

「足をもらってもうれしくないだろ!もらってうれしいものだよ!」

すると前に座っているこちらもトップクラスの女子が大声で言いました。
「カネ!」

「『金を持たせる』ってワイロか!違う!花だろ花!負けて花持たせてやっか…って普通に言うだろ!」

「え~言わなーい!」

「言うよっ!まったく…お前たち友達とか一人もいないの?それか無口なのか?」

「いるし!」
「無口じゃないよ!」と女子らがワイワイ。

「じゃあなんでこんなのも知らねーんだよっ!数学とか英語ができても『花を持たせる』も知らねーのって人間としてどうなの?」

「だって知らないもん!」
生徒らは笑いながら知らない、言わないの一点張り。クッソ~

「じゃあ次は?人より先に情報を得て、何が早いって言う?」と聞くと、

「足?」「手?」などざわざわ…

「わっちゃ~…手が早いってさ、女たらしとかそういう人に使うんでしょもう!

これはさ、『え~もう知ってんの~?アンタ耳が早いね』って…普通に言うでしょこれは!」

すると二中の女子がムキになって「これは言わない!」と反論。

「言うって!じゃあ、こういうときお前はなんて言うんだよっ!」

「え?『情報力、マジぱねぇ!』って。フフフ」

これにクラス一同大爆笑。

私も腹がよじれるほど大笑い。「なんだよその、マジぱねぇって…涙」

まったく…今年も疲れるわ…

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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