宿題をしない生徒に

中2特進クラスの2日目↓
一人ひとりの宿題を確認しているところです。

011_20150410191617636.jpg

クラス21人中、宿題をやってきていないのは5人。

「はい宿題見せて」
「英語はやったんですけど…すいません数学はやってません」

のやり取り後、一瞬私は考えました。
ここはどういう風に対応するのが最善手か。

宿題は当然守ってもらわないといけない。
ここがガタガタだと「塾に通わせているのに成績がねぇ…」とお母さん方にため息をつかれてしまう…

今日は私がこの学年を受け持って初の宿題チェック。

何事も頭が肝心なワケで、ここで私がどう出るかで今後の流れが決まってくる。

クラスのみんなも内心「こんなときこの先生はどう言うんだろう?」って思ってるはずだ。ナメられてはいけない。

A.
「なに?やってきてないだと?」
とドスを利かせて凄んで見せようか。

…でもなあ…これやるとただでさえ怖がられているのに、さらに嫌われるなあ…

B.
「宿題は最低限の約束事だよ。ちゃんとやらないと」
と真面目に言おうか。

…でもなあ…普通に言っても効き目は薄いんだよなあ…

C.
「僕はあなたを合格させたいんです。どうしてやらないんですか!」
と強く言って、このまま教室を立ち去ろうか。
前に見た深夜番組ではカリスマ塾講師がこうしてた。あれやる?

…でもなあ…その場を去っちゃうってのはどうもなあ…責任放棄してるみたいでイヤだなあ…

と迷った挙句、
「ティリーン……○○、アウト」と、ガキの使い笑ってはいけない24時のマネをして、

「これでリーチだ。2回連続でやっちまったら…大変なことになってしまう」と含みを持たせて言いました。

すると男子がすかさず手を挙げて「先生!大変なことって何?」と質問。

くっ…お前は宿題やってあるんだからそんなこと聞かなくてもいいのに…他人の不幸は蜜の味か…

「大変なことって言ったらアレだ。それはもう本当に大変なコトが起こるよ。おい○○、もし来週やってこなかったら…どこかの病院を予約しておくんだな」

はぁ…結局はこうなってしまう…

ついつい安易な恐怖統治の方法を選択してしまう自分にため息をついていると、おや?と、あることに気が付きました。

さっきから、赤ペンで答えを写しただけのようなものが目立つ。

特進クラスは「マルつけも自分でやってくること」というのが宿題だけど、これではいかん。

「この答えなんだけどさ、なんでこうなるのか検証した?」
怪しい人に一人一人尋ねていくと、「いえ…」「やってません」の返答が多数。

ふう…今日の授業は決まった。ここから教えておく必要があるな…(つづく)

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR