受験勉強 後日談 中3標準クラス

2015/03/20

FROM:真田和之

受験までの約1カ月…
授業中や授業前後にいろいろなことが起こりました。

この時期、生徒の気持ちは大変神経質になり、突然不安に襲われることがあります。

そうなると、当然勉強どころではなくなり、泣きだしたり、立ち止まって何もできなくなったりします。

そんな出来事を、後日談ですが綴ります。

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塾での三者面談後、浮かぬ顔をしていたNさん。

「どうしたの?浮かない顔して」

「塾長に合格率55%って言われました・・・」

「俺も同じくらいの数字だと思うよ!内申点のこともあるし。」

その後の授業中は、何を考えているのだろうと思うくらい、ある一点を見つめて問題にも取り組もうとしません。

授業後、「そんな風に立ち止まっても、自分にとって何も良いことないぞ!!がむしゃらに手を動かすしかないって。本当に合格したいのか??」

その言葉を聞いた途端、「もう、何をやったら良いのか分からない・・・・・」と大粒の涙を流します。

理科・社会の繰り返しを毎日欠かさず行うことと、あきらめないことを伝えてその場は収まりましたが、果たして立ち直れるのか不安でした。

後日、Nさんに確認すると、学習はしっかり行えている様子でしたが、まだ不安感はぬぐえないようです。

時折、私に「先生・・・私受かりますかね??」と聞いてきます。

「やるべきことをしっかりやったら、必ず結果はついてくるよ!合格してディズニーランドに行きたくないの??」

その言葉を聞いた瞬間、表情にパッと花が。Nさんは無類のディズニー好きなのです。

合格してディズニーランドに行くということを考えた途端に、真剣に勉強に取り組みだし、メキメキと力がついていったように思います。

受験後、笑顔で自己採点の結果を見せに来てくれました。仙台西 合格です。

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Yさんは普段、好きな教科ばかりを勉強して、嫌いなものは後回し。

受験勉強自体に思いきり力が入っているようには見えず、こちらが何を言っても甘い考えは変わらず、得意教科だけで何とかなるさと言った雰囲気でした。

しかし2月のあるとき―
塾で行った入試予想問題を採点して返却し、同時にランキング表を配布しました。

ランキング表配布の意図は、クラスの中で自分が何位なのかを知って焦ってほしい、また私が示した志望校の合格ライン(あえてキツめに設定)を知って焦ってほしいとの思いがあります。

Yさんの志望校は名取北ですが、あるとき自分の順位が名取北の合格ラインを下回っていることがありました。

私は言いました。
「お前・・・こんな成績で良いの?このままだと心配だな~」
少し危機感をあおるつもりでした。

普段のYさんはどんなことを言われてもへこたれないタイプなので少し強めに言ったのですが、ふと顔を見ると・・・涙目になっていました。そしてランキングの紙をクシャクシャに丸めて、捨てようとしています。

「もういやだ・・・・見たくない・・・・(グスン)」

「そんなにくやしいのなら、しっかり自分の数字を目に焼き付ろよ!二度とこんな順位にならないって思うようにホワイトボードに貼っておいてやろうか??」

そのやりとりを聞いていた男子二人がYさんをからかいます。

「Y!何泣いてんの??どうしたの??」

Yさんはこういうとき普段なら笑ってやり過ごすのに今回は違いました。

「うるさい!!」
目に涙をためて男子らを怒鳴り散らしました。

受験直前の女子は、表情には出しませんが大変ナーバスになっています。見抜くのは至難の業です。

今回の結果は相当本人にはこたえたようです。

その後のYさんは見ちがえました。

不得意だった一次関数を克服しようと熱心に勉強をやりだし(もっと早くからやっておけよ!)、日曜の自習も長時間集中して取り組みだし、それによって入試までにしっかり実力を蓄えたように思います。名取北 合格です。
プロフィール

ハイパーラーニング

Author:ハイパーラーニング
2000年に名取市で生まれ、生徒たった1人から始まった塾は、2016年におかげさまで1教室400名を超えるまでになり、同年、五橋に2教室目が誕生いたしました。

これまで、勉強をつい怠ける男子生徒や、受験に不安を感じる女子学生と、日々丁々発止のやりとりを続けてきて十余年、時が経つのは随分あっという間だった感じがします。

初心を忘れず、生徒との一分一秒を大切に。これからも生徒さんの目標達成に向かって共に歩んで参りたいと思っています。

こちらでは各講師が日替わりでクラスの様子をお伝えしてまいります。

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