崇高なもの

日曜日は午前から中3最後の総仕上げ。

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標準クラスでは、直前にもっとも点数の伸びやすい理社の授業を行い、

特進クラスは、各自科目フリーで問題演習をやりました。

ふと、隣の部屋をのぞくと…

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中1の3人が自習に来ていてビックリ。

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どうしたのと聞くと、学年末テストで思うところがあったから勉強しに来たとのこと。

いやーエラいねとほめつつも、家でやったらいいのにというと、家ではなかなかできない、家族みんな野球に行くからやる気がしなくなる、ついパソコンで動画を見てしまう…と3人。

まあ、そういうことならしょうがないけど、毎日開いてる便利屋さんも今日で終わりだよ、3/5の入試が終わったらしばらく日曜は休ませてもらうからねと言って私は中3の部屋へ。

*************

戻ると、みんな自分のテーマとなっている問題を真剣に解いていました。そして、解き終わったら解答を見てマルつけし、間違ったところはなんでそうなるのか眉間にしわを寄せながら必死に解説を読んでいます。

解説を見てもわからない人は手を上げて質問してきました。
今まで恥ずかしくて(?)あまり質問してこなかった人も今ではちゃんと聞いてきます。思うに、もう入試を目の前にして、恥ずかしいのなんの言ってられないんだと思います。

私は生徒らの成長ぶりを見て感慨にふけりました。

結局、、、ここに気が付くかどうかなんだよな……

中1中2ではまだある。
マルつけ=赤で答えを書き込むことだと思っている人が。

私はマルつけ後にさっさと次のページに行く人に決まって言います。
「本当にさっきの理解したの?」
「ただ赤で書いただけじゃない?」

すると大体生徒の反応は「あ…はい…ここはちょっと…」

私はこう聞くとすぐに怒鳴って言います。
「ダメだろそれじゃ!
なんでそうなったか理解しなかったら次も同じだよ!」

しかし今、中3の彼らを見ているとそういうことは微塵もありません。

結局、塾の仕事は…
いや、親が子を育てるということはこういうことなんじゃないかと思います。

指示待ち人間ではなく、自分自身で考え、行動を起こすことができる人に育てるということです。

今は、「先生、どこをやったらいいですか」という人はいません。みんな自分は今何をやるべきか知っています。

ではなぜこれほど変わったのか。

あれほど言ってもわからなかった子がどうして必死に考えるようになったのか。

あんなにサボっていた連中が、今どうしてこんなに真剣に何時間もやっているのか。

それは、、、

落ちたくないからです。

志望校に何としても受かりたいからというのもあります。割合的には半々です。

とすると私は思います。

入試って、人の行動や考え方、その人の有りようを根っこから変えるほどのとてつもないイベントだなと。

この入試を取っ払った「推薦」とか「内部進学」

あれで上がった人に、これほどのインパクトが訪れるんだろうか。

そう考えると、今の彼らの受験勉強は、

一日、一時間、一分、一秒が大変貴重だなと思います。

それは、単に問題を解いて中身を覚えるという以上の何か崇高なもののためにです。

そして最後に、「合格」がついてくれば、、、

これはもう何もいうことはありません。

あと3日。

今、彼らは私から見て、とても充実した日々を送っています。

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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