楽しい毎日

先週末の夕方、中3の模試の成績表が教室に届きました。

入れ物を開封してクラスごとに仕分けしていると、早くから自習に来ていた女子生徒たちが早速嗅ぎつけて近くにやってきました。「あ、模試届いたんですね!」

成績表は授業のときにみんなに一斉に返す予定でしたが、女子たちが「今見れないんですか?」と結果を気にしている様なので、それならと一人一人に渡すことに。

しかしいざ渡す段になるとある女子は言いました。
「ああ…、見たくない!」

さっきは早く見たいと言い、今は見たくないと言う。

これが女子の特性だということは頭では理解しているつもりだけれども、、、

まったく…めんどくさいなあと思っていると一人が声をあげました。「おお、やった!上がってる!」

そしてすかさず成績表を反対にして、私の方に向けて言いました。
「先生!これすごくないですか?私…志望校行けます?」

この生徒、普段にないぐらい声が弾んでおり、早く認めてもらいたい、ほめてもらいたいというのがビンビンに伝わってきたので私は言いました。「ああ、これが維持できれば大丈夫じゃないかな」

私の助言を得て、女子は「えっ?ホントですか?やった!」と満面の笑み。

しかしそれを聞いていた隣の女子が言いました。

「でも気をつけた方がいいよ。

工藤先生は前に言ってたよ。

『オレがほめるようになったら終わりだ』って。

大丈夫な人とかあとちょっとの人には『まだまだ』って厳しいこと言うけど、もう無理な人?全然救われない人にはほめて優しくするんだって」

「ええっ?そうなんですか?」

(フフフ…こいつ…、よくそんなことを覚えていたな。まあ確かにそうだけど、今のはホントにほめたんだよ)

するともう一人の女子が不安げな様子で「先生!」と話に割って入ってきました。

この人は前回偏差値が下がって、「お母さんにケータイ取り上げてもらおうかな…」という迷言を吐いた生徒ですが、今回は偏差値が6ポイントもアップしています。もう少し喜んでいいと思うんだけど…

「先生!」
「はい?」
「私のこと…けなしてください!」

は…?
一瞬何のことやら分からなかったけど、すぐにこの子以外のみんなは大爆笑。

「ハハハハ!お…お前は何を言ってんの(笑)?」

「だって…先生に厳しいこと言われた方が私がんばるもん」

「だからってさ(笑)
けなしてほしいって何だよっ!はー、腹イタイ!」

*******************

その後、授業冒頭で一人一人に成績表を返していきました。
返すときには一言アドバイスをしています。

「今回は良くなったな。でも12月と1月が一番大事だからね」
「今回はキープできてまずまずだね」
「理科のこの辺は解けなきゃいけないな」

その日の授業後、普段、個別指導を受けている女子が、教室に残って模試の分からなかったところを先生に質問していました。

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「そうそう、偏差値とか合格判定とかより、復習をしっかりやってほしいよね。エライね~!」

隣では仙台一高の生徒が居残りで学校課題に取り組んでいます。

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「あっちゃ~なんだこの点数は!追試?」

「はい、でも、これは先生が○×△で…」

「はいはい、言い訳無用~!
あ、この答案、写真撮らせて。氏名隠すから」

「ダメ!絶対ダメッ!」

「何でだよー!せっかくいいタイトル思いついたのに。
『夢破れて山河あり』ってのはどう?
中学の1位も今や見る影なしって内容」

「絶対イヤ!やめてください!」

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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