中3、歴史イベント始まる①

いまから2か月前の8月末。

お盆前に実施した中3模試が返されてきたので結果を見てみると、ウチの塾の社会の平均点が低いことが分かりました。
(県標準平均点47.0/塾内平均点43.6)

ほかの科目は県の平均を超えているのに、社会が県平均以下というのは社会担当の私にとっては結構な屈辱。

そこで、原因はどこにあるんだろう…と生徒らの答案を詳しく見ていくと…ひどい、ひどい。

問題に「平治の乱で源氏を破り太政大臣になった人物は?」とあるのに、徳川家康と答えるなど、ハズれかたのレベルが尋常ではない生徒が何人もいます。

ホントにちゃんとテキストがやってあるんだろうか。
私は標準クラスの授業に入ったとき、生徒一人一人のテキストを開いて中身を確認していきました。

部活が大変だった人や怠けグセのある生徒は、テキストが消化されていないから偏差値が低いのも当然。

しかし7割の生徒は、過去に出した宿題がきちんとなされてあり、丸付けもしてあります。

「ふ~ん、一通りやってあるか…であればあとは繰り返しだな。この人のように解答欄を折って見えないようにして間違ったところを繰り返すんだ」

私はある女子のテキストを取り上げて、みんなに見えるようにして実演してみせました。

「じゃあ、来週ホントにやったかどうか小テストで試すからね」

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翌週、別の基本テキストから、縄文・弥生~飛鳥までの基本用語をテストにして出しました。

解答は「卑弥呼」とか「法隆寺」とか超基本ばかり。これならほぼすべて正解するだろうと期待して授業に臨みました。

しかし結果は…

散々でした。

ある生徒は聖徳太子が就いた役職に「せいいだいしょうぐん」と書く始末。なんだこの知性のかけらもない解答は!

思いついたのを書いたという、ただそれだけなのが答案を見ていてよく分かります。

「あのさ、一部から『歴史が全然わからない』って声があったから、前回丁寧にホワイトボードにまとめたのにさ」

私は気づくと語気を荒げていました。

「聖徳太子が征夷大将軍?
ホントにそれで合ってると思ってんの?…バカじゃねえの?」

「バカ」という言葉は劇薬です。
私がそう言った途端、生徒の間に一瞬にして緊張が走りました。

「こないだ授業でまとめた紙、部屋に貼った人!」

人間は忘れる生き物です。
忘れないためには洗面所とかトイレとか部屋の壁に貼って来る日も来る日も眺めればイヤでも覚えられるからそうしなさいと、私は前回の授業で言っていました。

暗記が苦手な私はこの方法で暗記できたし、石原慎太郎も家のあちこちに忘れてはいけないメモが貼ってあると聞きます。

しかし…クラスを見ると手を挙げてない人が数名。

「どうしてやらないの?」
「お母さんが壁を気にして…ダメだって」
「はぁ…子どもの成績の方が大事だろうに…。
まあしょうがない、それならとにかく書いておしまいじゃなく、見続けられる工夫をして」

自分で言いながら、見続けられる工夫ってなんだよ…と半ばヤケになるも、家庭の事情ならしょうがない。

はぁぁ…さてどうしたものか…

重要事項のまとめかたは授業でやった。
それを見続ける方法も伝えた。
問題集もやらせた。
忘れないように繰り返すことの大切さも伝えた。

それでもこの生徒らは基本がメチャクチャだ。

彼らを鍛えるには…やはりアレしかないか…。(つづく)

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ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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