足つぼマッサージ

「おお、これはこれは珍しい!」

昨日の夕方、中2の仲の良い女子4人組が自習にやってきました。

この人たちは校内テストで200点台、300点台でいま一つパッとしない成績が続いています。私は近づいて声をかけました。
「お前たちが自習なんて珍しいなあ!どうせ親に行けって言われたんだろ?」

すると4人は一斉に「違うよ!」と猛反撃。
「家にいても勉強できないから来た!」
「家だとテレビとかケータイやっちゃうから…」

「ほ~なるほど。最近そう言う意見が多いね。エライエライ!」

私の経験上、200点、300点台というのは頭がいいとか悪いとかじゃなくて、単に勉強時間が取れていないからその得点にとどまっているに過ぎないという思いがあります。

この人たちだって例外ではなく、時間さえ取れたら…という思いは常にありました。

「よ~し、お前らの心意気に俺らもこたえようじゃないか!」

生徒らが本気でがんばろうというのであればこちらも手を貸したい。
この機を逃してはもったいない!

「よし、今度の3連休は猛特訓だ。
まずは土曜日。
教室は午後2時に開いてるから午後2時から…夜9時まで特訓だ」

「ええ~っ」「うそ!」「そんなに!?」

「そうだよ。そのぐらいやんなきゃ上がんねーよ。
どうせお前らアレだろ?
今まで家で2時間もやったらお腹いっぱいになってたんだろ?
『今日はもう十分やったな~』なんつって…」

私の言ったことがドンピシャだったのか、生徒らはハハハハと苦笑い。

「日曜もだ。
予定表には『午後1時から3時で試験対策』って書いてあるけどさ…、
これは塾だけじゃなく家でもきちんとやれる人のことを想定して言ってんの。

でも…お前らはどうもやってないよね。。。
ということで、この日は朝10時に塾を開けよう。
そこからお昼を挟んで…3時までだ!」

私がこのように言うと、生徒らは「ええ~っ」「うそ~!」とさっきと同じ反応。
「10時は無理!」
「なんで!」
「だって日曜はそのぐらいに起きるんだもん」
「アホ!だからいつまでもバカなんだよ!」
「ふふふふ」
「…バカと言われて笑ってんだから救いようがないな。試験直前なんだから早く起きてやれよ」
「ええ~っ」

…ったく。今日自習に来たのはやる気を見せたんじゃなかったのかよ…。

「あのさ…じゃあ今の点数のままでいいのね…」
勢いをくじかれた私がため息交じりにこう言うと、
生徒は「それはイヤ!」と即答。お?この脅しは効くのか?

「そのぐらいやんなかったら今回も絶対変わんないよ」
「点数は今のままだね」
「っていうか、下がるねこれは」

水を得た魚のように、脅し文句を得た私がツボを押しに押しまくると生徒らの顔はみるみる引きつってきました。よし!

「じゃあやる、わたし!」
「2時から9時まで?よーし、やります!」
「わたしも!」

おお、やっと本気になってくれたか…と喜ぶも、一人顔をしかめている女子が。

「あ~あ、私、日曜日友達と遊ぶ約束してたんだよなあ。絶対来なきゃだめですか?」

こ…こいつ…テスト4日前の日曜に友達と遊ぶだと?
なに言ってんだバカ野郎!…と、言いたくなるのをこらえて一言だけ言いました。

「まあ遊びたきゃ遊んでいいけど…テストの点数は上がんないよ」

するとやはりここがツボだったようで生徒はビクンと反応。「えー、それはイヤ!」

「どうすんの?上がりたくないの?」

「上がりたい!」

「じゃあやんなきゃ。
俺らだってタイヘンなんだぞ?
お前らに何時間もつきっきりで教えるの…。
今回はさ…今までにないくらい必死にやってみようよ。
そしたら絶対いい結果が出るよ」

「うん、がんばる!」

はぁ~~
点は取りたい…、
でも勉強はそこそこに遊びもやりたい…
ってのが矛盾しているっつーことを教えてあげないと分からんか…疲れるなあ、まったく…

でもよし、とうとうやる気になったんだ。
次のテスト…絶対あいつらを上げてやろう!

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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