意識の変化

午後4時。
教室の扉が開いて「こんにちは」と女子の声がしました。

こんな時間に誰だ?と声の方を振り向くと、中3女子の姿が。
手には学校のカバンとペットボトルの飲み物を持っています。

何か忘れ物でもあったのだろうか…

「ん?どうした?」

不思議に思って尋ねると女子は言いました。
「あのー先生、自習していってもいいですか?」

え?自習???

…意外でした。
その子は私の目からはバリバリ勉強するタイプに見えなかったので、この時間に自習に来るのは想定外でした。

「ダメと言うわけがないだろう(笑)こっちの部屋にどうぞ」

******************

午後5時。
あれから一時間が経ち、勉強の様子を見に行くと、その女子は数学の教科書の章末問題を開いていました。

内容をのぞくと、章末2ページ解き終わったところできちんと丸付けがなされており、×のところはやり直しもされていて勉強のやり方としては申し分ありませんでした。

どこか質問はないかと聞くと、やり方が分からないところが2つあると言うので指導↓



問題解決後、「今日はどうしてまた…?」と自習の理由を聞くとその女子は言いました。

昨日の日曜日、友達と遊びに行った。
そしたら、そこで勉強の話になった。

みんな「やらないとヤバいよね」と言いながら、
でも家だと勉強に集中できないよねとも言っていた。
だから今日塾に来てやろうと思った、とのこと。

「親に行けって言われたわけじゃないの?」
「はい」
「自分で危機感を持ってか…エライね」

ほっとして机に戻ると、約30分後の午後5時半、前回のブログに登場したAさんが教室に来ました。

「先生、自習しに来たんですけどどこの教室でやればいいですか?」

おーなんと!スイッチ押すことができたのか?
これで変わってたらうれしいんだけど―

「前回あんな風に言われて、やんなきゃって思ったの?」

腕まくりしながら尋ねると、Aさんはにこっと笑って言いました。

「まあ、そういうことにしておきます(笑)」

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私は席に戻って思いました。

やっぱりな~
2人ともだけど…意識と行動を変えるのは「危機感」なんだよな。

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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