我が子の悩み② in同窓会

<前回の続き>①はこちら⇒part.1

「う~ん…」
S君は渋い表情で遠くを見つめながら言いました。「『勉強のやり方』がねぇ…」

「はぁ?」

「いまの塾はたぶん、宿題出してそれの答えを解説してるんだよ。

それ自体はね、宿題を出してくれるところはありがたいんだけどね…

そのほかに家で何をやったらいいかってこと。

もっと上位に行くには自分で何をやったらいいかってところを子どもに話してほしいんだ…」

「はあ…」
私は言葉が出てきませんでした。

(…勉強のやり方?

確かにその話はいろんな保護者から聞く…

『できない子は勉強のやり方が分からないだけなんです』って「YDK」とか「ハイジ」のCMでも散々あおっているけど、それを…天才のお前が言うのか…)

私は思ったことを率直に言いました。

「そんなの、自分が教えたらいいじゃん。

オレが登場するまで(笑)ずっと学年一位を取ってきた男だろ!

『何をやったらいいか』ってさ…

自分が中学のときにやってきたことをそのまま子どもに伝えたらいいんだよ」

「うん、それはそうなんだけどね…」

彼は自嘲気味に笑ったあと、これまた良くある話を口にしました。

「身内じゃ難しいんだよ…。特に父親と中2の女の子ではね…なかなかね…」

「はぁ…そういうもんかねぇ…」

「そうそう。だからさ…そういうことを教えてやってよ。

工藤がムリなら、そういうことを言える家庭教師をさ…誰か紹介してよ」

(ふ~ん、なるほど…

自分はどっちかっていうと、普通の授業よりもそういう風に上を目指すための勉強法を語ることの方が好きだし、実際授業でもそうしている。

今の話を聞くと、、、塾の方向性としては間違ってないのかな…)

医者のS君の話は、私にとっても仕事内容を振り返るきっかけとなり大いに参考になりました。
ただ、彼の相談にはまだ答えていない。

「塾の宿題以外に家で何をやったらいいかってことだよな…。

いろいろあるけど、もしオレがSの子どもの家庭教師だったら…」

自分が中1のころ、果てしなく遠い存在だったS君に向かってアドバイスをかますというのは少し勇気がいりましたが…、やや間をおいてから持論を述べました。(つづく)

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ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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