褒めるか脅すか

午後5時。
外出先の用事を済ませて教室に戻ると、
「遠藤先生!丸付けしてー!」と女の子が声を上げていました。

「ちょっと待ってて。次の問題に進んでて」

「はやくー!丸付けしてー!」

私が席へ戻ろうと後ろを通り過ぎたとき、その小4女子はもう待っていられないといった感じで足をバタバタしだしました。

教室は、遠藤先生以下、みんな指導に慌ただしい様子。

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私は赤ペンを持って生徒の横につきました。
「分かった分かった!どれ、先生が見てあげよう。
…お~当たりだ、すごいね~!」

本当は一問終わるたびに先生を呼ぶんじゃないよと注意したかったのですが…
ここは無難にスルーした方が良さそうだ。

でも、ちょっと褒め方がわざとらしかったかな…
ってなことを考えていると、女子はバンザイをしました。
「やった~褒められた~!私、褒められたのどのくらいぶりだろう!やった!」

帰りにお母さんがお迎えに来たとき、
その女子はニコニコしてお母さんに報告しました。
「わたし、今日塾長に褒められたの!工藤先生って言う人、そしてね…」

私はその子を遠くから眺めて思いました。

ふ~ん、さっきの一言があれだけの感動を与えるとはねぇ。
やっぱり小学生は褒めるに限るなぁ。
単純というか、ピュア―というか…ふふふ

その後、いつも宿題をやってこない男子生徒(※)が授業に来ていたので近くへ行って声をかけました。
「どうだ?あれから宿題はきちんとやってるのか?」
密着!小学生の一日

「どうせ、ダメダメなんだろうけどねぇ…」
とボヤキながらそばにあったその子の宿題ノートを開けると、

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「おお!これは…生まれ変わってる!」
「へへへ」
「いったい何が起こったんだよ!」
「ははは、まあ~ね~」
「どうせあれだろ、お母さんにモノを投げられて怒られたからだろ」
「ピンポ~ン、正~解~!」

私は席に戻りながら思いました。

ふ~ん、お母さんのモノ投げがあれだけの改心を与えるとはねぇ。
やっぱり小学生は脅すに限るなぁ。
単純というか、ピュア―というか…ふふふ

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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