高校入試の英語が大変なコトに!

宮城県公立高校入試の今年の得点分布表を公開!

まずは理科と社会から。
※おととしの理科は難関でした。

・社会
後期社会

・理科
後期理科

さすが暗記科目。綺麗な得点分布になっていますね。

20点、30点台が少なく、50点、60点台が多いということは、そこそこ勉強すれば平均点に近づくのは簡単だよということです。
だから受験生で理社が苦手な人いたら、なによりもここで得点を稼ぐべきだよとアドバイスしています。

お次は国語。

・国語
後期国語

これも30点以下や90点以上の高得点は少なく、平均点前後に分布が集中しています。

これは言い換えると、国語はそんなに勉強しなくても大失敗をやらかしてしまう確率は少なく、一生懸命勉強しても理社ほどの高得点は見込めないということを意味しています。

しかし、数学と英語はこうはいきません。

・数学
後期数学

理社国に比べ、30点以下の割合が多いですね。

だから塾では、数学が苦手な人に対しては、なんとか計算だけはできるようにしよう、図形関数の(1)だけはできるようにしようと指導し、入試で何とか40点ぐらいは取れるように指導します。

しかし英語は・・・

・英語
後期英語

今年の平均点は52.6点となっていますが、この結果はどうですか。
ほかの科目とは全然形が違いますね。

30点台が最も多く、次いで40点台、その次が20点台です。
それなのになぜ平均点が52.6かというと…
それは80点台、90点台も多いから。
つまり英語は、できる人は取るけどできない人はできないという具合にハッキリと別れる科目なんですね。

では、どうして英語ができない人がこんなにもいるのかというと…
それは、英語は積み重ねの学問だから。

例えば中3の今だと「受動態」や「現在完了」を習います。

それで塾でも、受動態はbe動詞+過去分詞だよ、その疑問文や否定文はこう作るんだよと教えるのですが、英語ができない人はそもそもbe動詞がまるで分かっておらず、I am ~のところに何のためらいもなく I is ~と書いてしまいます。

こうなるともうお手上げ。その生徒が英語の点数を上げたいと思うのだったら中1からの総復習をしないといけません。

しかし部活を引退した中3夏から3年間分の復習をするというのは…とても間に合いません。

英語だけならなんとかなるかもしれませんが、受験では理科や社会、数学だってあるのです。どう考えても無理です。

なので、例えばどの科目も30点で合計150点の子が名取北に行きたいと言ったとします。

名取北は模試でいえば240点必要。とすると…理想はこうです。
国50 数40 理60 社60 英30 計240点

こうお話しすると「英語は捨てるということですか」と聞かれるのですが、合格を優先するならこの方が得点は取りやすい。それは先ほどの得点分布グラフからも明らかです。

でも、本当は「捨てる」なんて私も言いたくはありません。もう少し早く対策をしていたら…という思いは残ります。

リミットは中3になる直前、中2の3月の春期講習くらいまでに来てくれていたらという思いです。

実際の例では、今年の2月、英語46点の中2女子が個別指導で中1からの総復習を行いましたが、この人は塾からよこされる大量宿題をきちんとやってくれたおかげで今回83点にまでなりました。しかしあれだけの宿題をみんなこなせるかというと少々疑問です。やはりもう少し早い方がいいでしょう。

資料からも分かる通り、英語だけは、実力が陰ってきたら崩壊する前に早めになんとかしておきたい科目といえますね。

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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