成績が上がる方法①

「先生!どうしたら10位以内に入れますか?」

授業の準備ために早めに教室に入るとすでに中2女子数人が教室に入っており、そのうちの一人が私を見つけるなりすがるように訴えかけてきました。

この生徒はもともと頑張り屋な子ですが、これほど切実に問いただしてくるのには何かワケがあるに違いない。

「どうして10位なの?」と逆に質問するとその子は言いました。「10位に入れば楽器を買ってもらえるんです!」

うわーキター、毎度おなじみ吹奏楽部あるある。

楽器は安くない。
それを買ってあげるからにはタダで…ということじゃなく、子どもにも何かがんばってもらいたい。

だったら交換条件にテストの成績を持ってくれば、この子も勉強をがんばるようになるんじゃないか…とお母さんはお考えになったのだと思いますが、生徒の様子を見るかぎり、狙いはバッチリのようです(笑)

すると手前に座っていた女子も言いました。「あたしも聞きたいです。今回ヤバかったら大変なメにあうので…」

ふふ、こちらはモノで釣るの反対…恐怖統治ですか(笑)
「今回成績が上がらなかったら部活をやめさせられる」「ゲームを取り上げられる」などという話もよく耳にします。

「そっかー、みんないろいろ抱えてるんだね。

成績が上がる方法は簡単だよ。

ほら、テスト範囲表にも書いてあるじゃないか。『ワークを最低3回繰り返すこと』って。

ほとんどの生徒は範囲を一通りやったらおしまいだ。
全ての科目をやり終えて、『これで終わった。やっと出せる!』と言っておしまい。だから50番以下なの。

ワークはね、先生に言われたからとか、提出のためにやってるんじゃないんだよ。これをやればお前たちの身になるからやった方がいいぞってことなの。ほとんどの人はそこをはき違えているんだな。

ワークの進め方として大切なのはね、まずは1周すること。教科書とか見ながらでいいから一通りやる。

次に何も見ないでやる。その際、分からなかったところは問題番号横に×印をつけておく。

最後、3週目で×部分だけをもう一度やる。最低でもこのぐらいはやってほしいな。

昔、ある生徒…この人は一中の1位だったけど、この人はある問題で×が6個並んでいたことがあった。あれにはたまげたなあ。

×6個ってことは、同じ問題に6回もチャレンジしたってことでしょ?
オレなら3回×がついた時点で心が折れるな。
とても4回目にかかっていく気にはなれない。
でもその子は違った。
そりゃあ1位になるはずだよ」

そうこうしているうちに生徒が全員そろいました。

私は参考のために、一番後ろに座っている学年トップクラスの男子にあなたの勉強法は?と聞きました。

すると先ほどの女子らはクルッと後ろを振り向き、彼に熱視線を注ぎます。

男子は目が合い、一瞬躊躇するも自信気に話し始めました。(つづく)

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ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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