手ごわいやつら

昨日の授業が始まる30分前。
中2の女子3人が教室になだれ込むように入ってきました。

学校の教科書と塾の問題集が詰まってパンパンに膨れ上がったカバンを肩から降ろし、床にぺたんと座り込んで「肩痛ーい!」とわめきます。

(こんな小雨の降る中をそのかばんを持って学校からまっすぐ歩いてくるんだから・・・それは疲れるよなぁ・・・ごくろうさま)

その子たちの苦労を思い、ならば今日もそれに報いるような授業をせねばと心に誓いながら声をかけました。
「よう、雨の中ご苦労様だな!
ところで昨日の日曜日さあ、ここで2時間理科社会やったよね。まさかあれで終わりではないよな」

生徒らの目を覗き込むように言うとすかさず反論が返ってきました。
「家でもちゃんとやったよ!」
「学校ワーク提出しなきゃいけないもん!」
「あたしもやった!」

(よしよし、それを聞いて安心した。
最近は塾でやってきたからもういいなんて言って、家でまったくやらない人たちがいたからね)

頑張って平均点を取れるかどうかという子たちですが・・・
お前たちなりに頑張っているんだね・・・

心がほっこり温まったところで一応尋ねました。
「家ではどのぐらいの時間やったの?」

すると生徒たちからは思いもかけない返答が。

「1時間!お母さんがやれやれってうるさいから・・・」
「えー、あたしは2時間ぐらいやったよ。英語終わんないもん」
「え~そんなに?あたしは30分!」

は?いまなんと・・・私は驚いて言いました。
「コッ・・・コラ・・・たったの30分だと?」
「うん!」
「何時から何時だよ!」
「ん~っと・・・1時から1時半」
「はぁ?夜中の?」
「ふふふ、そうそう!」
「お・・・お前ねぇ・・・いったいそんな時間まで何やってたんだよっ!」
「え~、テレビとか~^^」
「テレビだと?アホなくせに・・・」

あきれてモノも言えないとはこのことか・・・
「やったよ」の中身が30分とは・・・
私がガックリうなだれていると3人はおしゃべりを始めました。

「でも、1時から勉強ってある意味すごいよね~」
「うん、私だったら絶対寝ちゃう」
「でしょ?でもね~あたしはやらなきゃって思って頑張ったんだ~!」

おいこら・・・なに立派な話にしてんだよ・・・
ここは一つお説教をかまさないと分からないなと思いましたが、
楽しそうに会話しているのを見るとガミガミ言う気が失せました。

まあ、いつも教室に一番乗りして最後まで残って勉強していくんだから・・・許してやるか・・・^^

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テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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