ことば知らず3

「さ~て、今日も10分だけことばの学習やるぞ。
 前回は笑いすぎて腰がピキッとなってしまった。
 今日はホント…お手柔らかにお願いね」

生徒らは「え~またかよ~」みたいなことを言ってますが、本音は楽しそうな様子。今日は8割は当たってほしいなぁ。


①何年も(  )をかけてやった部下に裏切られた。(  )に手をかまれるとはこのことだ。

最初の(  )のこたえがひどい…

『手』⇒「手をかけるってさあ…人を殺すときに使うんだよっ!」

『水』⇒「部下に水かける?何年も?そりゃ裏切られるわ!」

『お金』⇒「ふふ、お前は腹黒いね。まあ当たってなくもないけど」

『ヘビ』⇒「ヘビに手をかまれるねぇ…。痛えーよ!」

(正解は目、飼い犬)


②彼は甘いものに(  )がない。

『きり』⇒「それは庭の草取りとかで、取っても取ってもきりがないってときに使うの!マジで言ってんの?サービス問題だろこれは!」

『縁』⇒「へぇ~、彼は生まれてこのかた一度も甘いものを食ったことがなかったんだぁ。甘いものに縁がなくってねぇ、かわいそうに…ってバカ野郎!そんな話があるかよ!」

(正解は目)


③彼は社長からその(  )を買われて仕事を任された。

『人望』『友情』『度胸』⇒「度胸を買われてってなんだよ…拳銃の密輸か?」

『ほしいもの』⇒「ほしいもの何でも買ってあげるからやってねって…なんだその社長は!…つーかさ…(泣)…ほしいもの買ってあげないと仕事やんない会社ってどんなんだよホントに…発想が赤ちゃんすぎるっ!」

(正解は腕)


④彼の頼みごとは全て終わった。これでようやく(  )の荷も降りたよ。

『犬』『体』『腕』⇒「ごめん、意味わかりません」

『車』⇒「車の荷ねぇ…お前、前後の脈絡はまるで無視なんだな」

『心』『人生』⇒「人生の荷か…お前……何かで思いつめてないよね」

(正解は肩)


⑤とてもかわいい赤ちゃんだね。(  )に入れても痛くないよ。

『耳』⇒「は?耳に入れんの?…ってゆーかさぁ…この問題が分からんか?」

『口』⇒「口に入れたら赤ちゃんが痛いだろ!」

『お嫁』⇒「おいおい…笑いすぎて腹イタイ…。嫁に入れても痛くないって?じゃあ何かい、一般のお嫁は痛いってか。まあ、ある意味そうだけどな」

(正解は目)


⑥おう、明日ウチにちょっと(  )を出してくれよ!

『手紙』『新聞』『旗』⇒「『ちょっと新聞出してくれよ』って何?全然意味わかんないっ!」

『遺言状』⇒「気軽に出せるもんじゃねえだろ!」

『ゴミ』⇒「そこはゴミ屋敷か!」

『手』⇒「なに?『明日ウチに手だしてくれ』って?(笑涙)尻でも出して『触られるの待ってるよ』ってか?ホント…バカな奴…あー腹イタイ(笑)」

(正解は顔)


⑦彼はヒドい人だよ。早めに(  )を切った方がいいね。

『縁』⇒「確かに縁を切るって言うけどさぁ。体の一部を入れて!」

『舌』⇒「彼はヒドい奴だから、早く舌を切って自害しろってか。ウケる~」

『髪』⇒「ボッサボサなんだね…ククク…髪ボッサボサだから早く髪を切れと…ククク…はー!苦しい…ボサボサで『彼はヒドい人だよ』ってか…う~腹痛くて死ぬ~」

(正解は手)


⑧彼には世話になった。(  )が上がらないね。

『成績』⇒「はははは!ひー…た、助けて…超ウケル…。上がらないときて真っ先に思いつくのが成績ってか!ククク…なに言ってんだよ(爆笑&涙)
そんなこったからお前は成績上がんねえんだよっ!あー腹イタイ…」

(正解は頭)


「いやーヒドすぎるっ!

でもおかげで、よぉ~く分かった!

これはもう読解ができないとかじゃなくってさ

ことばを知らなさすぎるから文章を読めないんだな。

よし決めたっ! この一か月でことばの学習をするぞ!」

**********************

ってなワケで…こちらをご覧の中1中2塾生保護者様にご連絡します。

2年前ぐらいから薄々感づいていたことではありますが…

どうやら、今の中学生はことばを知らないようです。

最近の父母面談でこのことをお話しすると、

「ウチの子も、全っ然ことばを知りません!」
「作文は小学生並です!」
「しゃべっててもバカなのが分かります!」

と、連日お話を伺います。

ある方は不安げに「もうどうしようもないのでしょうか?」とお話しくださいましたが、そんなことはありません。知らなかったら勉強すればいいんです。

ということで、

dimage_kotoba.jpg

中学生が知っておくべき基本の言葉を網羅したこの薄手のテキスト。

これを、学校の勉強がひと段落したこの時期に、一冊仕上げます。(※教材費600円かかりますが。)

全30回なので、一日1ページやれば一か月で仕上がります。

特進クラスでもヒドい有り様だったので、中2全クラスに入れます。

中1(新中2)にも4~5月に入れていきます。

国語で強くなるには、まず「ことば」を知ることです。そしてそれを使いこなせるようにならないといけません。

そうなれば、作文・小論文でも生きるし、何より知性が生まれ、それはすべての科目で生かされます。

改めて塾通信でお知らせします。よろしくご了承のほどお願い申し上げます。

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ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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