女子トーク

FROM:小原律子

水曜日の6時半過ぎ、授業を終えた小学5年生の女子2人がお迎えの車を待っていました。

いつもならこの時間は、小・中学生の授業の入れ替わりで何かと慌ただしいため、帰る前の子どもたちと話をすることはほとんどできません。

しかし、その日は珍しく時間に余裕があったことと、2人が窓の外を見やってやや退屈しているように見えたので、近くへ行って声をかけました。

「今、算数で『割合』の勉強をしているじゃない?
 いつもあそこは難しいって言う子が多いんだけど、2人はどう?」

すると、一人が「割合は好きじゃない…」と呟きました。

やっぱり…。予想通りの返答だったので、私は「割合」が算数の中だけでなく意外と身近で生きるお話をしました。

「2人ともスーパーで、20%引きとか全品2割引きとかって書いてあるシールの付いた商品を見たことない?」

すると2人から「あるある!」と元気な声が返ってきました。

「では、問題をだすよ。例えば、定価500円のお弁当が30%引きになっていたら、いくらで買えるの?」
「えーっと…350円」
「そうだね。2人とも正解!」

意外に早い答えにビックリしていると、一人が笑って言いました。「でも、私ならまだ買わないな。40%引きくらいにならないと」

それに対してもう一人の女子が答えます。「そうかぁ。時間が経つともっと値下げすることもあるからね。先に他の売り場を回って、後からもう一度戻ってくるなんてこともあるよね。」

(ちょっとちょっと(笑)、私はそういう話をしようと思っているわけではないんだけど…)

2人が「そうだよねー!」と相槌を打つ中、話の展開が思わぬ方向へ行かないよう、気を取り直して続けました。

「他には、缶詰全品2割引きとか冷凍食品4割引きなんて書いてる場合もあるじゃない?」

「うんうん!」

「こういう時は、欲しい商品をすぐにかごに入れないで、1つ1つ定価の2割引きの価格を頭の中でパパッと計算して考えるの。」

「何を?」

「定価の2割引きの価格と、日替わりの特売の値段と、どっちが安いかなってね。」

「なるほど~」

まるで新米主婦とベテラン主婦が節約について井戸端会議でもしているような会話が続きます。

「昨日さ、スーパーにレタスを買いに行ったら1個298円だったの。それでね…」

「それは、高いよ!」

「まぁ…今の季節はどの野菜も高いけどね。」

「そうだよねー。今、お野菜高いよね。」

私としては、レタスの値段はどうでもよくて、消費税が5%から8%になると…っていう話をしたかったんだけどなぁ。

まぁ、いいかな。3人で笑いながら楽しくおしゃべりできたから(笑)

こんな会話を続けていくうちに、次第に「割合」の苦手意識がなくなっていってくれればいいのにと思います。

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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