日曜午前は前期入試対策

今日は日曜日。

普通は教室お休みですが、入試や学年末テストが迫ったこの時期は、塾としていろいろやることがあります。

まずは10時~12時半で、中3を対象に入試予想問題演習を行います。

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明後日火曜日が「公立高校前期入試」なので3科目が中心です。

特進クラスは小論文指導も行いました。題材は仙台一高の過去問。

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問題の中で、「工場で作った野菜」は「一般野菜」に比べ、カロチンやビタミンCに優れ、細菌数も大幅に少ないデータが示されています。

さらに「工場野菜の方が利点が多い」とする生徒の話が載っており、それに同意する意見を書きなさいという問題が書いてあります。

ここで、生徒の一人が事前に書いてきた文章を例に、中学生が陥りやすいケースを話しました。

その生徒の文章の流れはこうです。

・「工場野菜」は栄養が豊富だ(資料からわかることを述べる)

・細菌も少ない(同上)

・農薬を使わないから環境にも良い(これは良い気づきですね)

・電気代というコストはかかるが(これも良い)

・それ以上に安全であることが大切だから「工場野菜」にすべきだ(…そう単純な話ではない……。)

と、このように最後を半ば強引に結論づける展開が中学生の作文に目立ちます。

私は生徒たちに次にように言いました。

・農薬や電気代などに気付いた点はよかった

・しかし、コストより安全が大切とするのに十分な理由がなく、読み手の納得が得られないのでは?

・「一般野菜」が毒野菜ならば確かに安全を取るが、今普及しているもので世の中は十分に回っている。

・確かに「工場野菜」の方が良いとは思うが、そのコストは無視できない。「コストはかかるが…」で単に済ますことはできない。そのお金はどこから来るのか。

・そうするとどうしても、価格に上乗せする必要がある。でもそれで本当に国民全体が納得するのか。

・だから、「世の中すべて工場野菜にすべきだ」とオールオアナッシングのように評するのではなく…

・「高価格でも安全や高品質を望む層はいるだろう。そういう需要に応えられる野菜があっても良いと思う」というように、一部分にスポットを当てる書き方なら、読み手の共感を得られるのではないか。


私が話している間、こちらの目を見て一つ一つうなずきながら話を聞く生徒が多く、話の展開の仕方についていくらかでも参考になったのではないかと思います。

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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