「ケヤキって何ですか…?」

FROM:小原律子

金曜日の7時過ぎ、中2の標準クラスでは、橋本先生が”確率”の授業をしていました。

その演習問題を解いているとき…

突然、ある男子生徒が「先生、トランプのマークって何種類あるんですか?」と質問しました。

机で残務整理をしていた私は、(ほんとに知らなくて質問しているのかしら…)と信じられない気持ちで聞いていました。

続いて…「トランプの絵札って何ですか?」と別の生徒が尋ねます。

なかなか本題に入れない橋本先生は、次々に質問してくる生徒たちに「おいおい…みんな“7ならべ”とかしたことないの?トランプ遊びくらい誰でもしたことあるだろう…」と言いながら、苦笑いしています。

「トランプは知っているけど、むか~し少しやっただけですから…」

日頃はユーモアを交えた授業で、生徒の心を巧みにとらえている橋本先生ですが、この日は世代のギャップを感じたようです。

「小原先生…今の中学生ってこんな感じなんですかね?」と同意を求める言葉がこちらに向けられました(笑)

小学生の授業の中でも、言葉や物を知らないために問題をイメージできないことがよくあります。

たとえば、先日の小学5年生の国語で「先生、“けやき”って何ですか?」「“ききょう”ってどんな花ですか?」という質問がありました。

(けやきの空)という詩を学習しているときに、ある子は“けやき”が何であるかを知りませんでした。

『東の空はもう、やさしいききょうの花びらのようにあやしい底光りを始めました。』とありますが、これは、空のどんな様子を表していますか?

という問題では、ほとんどの子どもたちが答えられませんでした。

そのようなときは、出来るだけイメージが湧くようにこちらも丁寧に説明します。

ですが、手軽に得た知識は忘れるのも早いもの。
どちらも半年前に学習したのですが、桔梗の花を今でも言葉で説明できる子がいるかどうかはやや不安です。

受験勉強では、学習効率を考えることも大切だと思いますが、小学生のうちは机上の勉強だけではなく様々な生活体験や多くの読書体験を通して豊かな学習の土台を作って欲しいと思います。

実際に、仙台の定禅寺通りのけやき並木をみて、これが“けやき”か!と納得する方が、しっかりと記憶に刻まれることでしょう。

桔梗の花を図鑑で調べれば、手間暇をかけた分だけ忘れにくいはずです。トランプ遊びだって一度真剣にやってみた方がよさそうですね(笑)

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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