楽したい???

FROM:真田和之

小学生の授業では、音読しながら読み取りのコツや目の付け所をメインに解説する「国語タイム」を取り入れています。

ある日の小学6年生の「国語タイム」での出来事です。

小教室には3人の生徒が集まっていました。3人とも算数・英語の問題を解くスピードは速いのですが、国語が苦手な所が共通点。宿題の様子を見ると、苦手なりに一生懸命解いた跡がありますが、文章で書いて答える問題は空欄です。

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3人は間もなく中学生。勉強の目標や、入りたい部活について質問をしました。

ハッキリと自分の意見を述べるB君、S君。しかし、A君だけは自分の意見が出てきません。

まだ早いかなあと思いつつも、A君の意志を確認したいので、深く聞いてみました。

「中学生になったら、試験で順位が出るようになるけど、A君は150人中何位くらいになりたいと思っているの?」

「別に・・・・・100位くらいでも良いかな・・・・」

「コツコツ勉強すれば、そんな結果にはならないよ!目標は高くないと、高校入れないよ・・・」

「コツコツやりたくないし面倒くさい・・・・・・楽したい・・・・・」

「楽なんてしたら、ビリまっしぐらだよ(怒)」

「絶対ビリにはならない!自信ある!!」

これは困った心の持ち主です。ならば、増田川の橋の下で、段ボールにくるまって生活したいのか??ときつく言おうかとも思いましたが・・・・

「じゃあ、部活は何に入りたいの?」

「先生が当てて!」

「・・・バスケットボールだろ??」

「ピンポーン!!!」

「バスケットボールも手抜き練習で、楽したいのか?上手くなりっこないよ・・・」

「・・・・・・・・・。」

「勉強できる生徒は、スポーツにも少なからず良い面が出てくるものだ。瞬時の判断力だったりね。勉強もスポーツも基本をコツコツやらないと上達しないでしょ。」

A君は少しだけ納得したようです。

「国語は全ての教科の基礎だ!楽して出来る教科じゃない。時間を取って、全文きちんと読んで初めて答えが導き出せるんだよ。」

3人に共通することだったので、スポーツのことも絡めて国語への向き合い方を再確認しました。どうも文章を読まずに、設問の周りしか見ていないようです。3人とも、次の授業までの改善点としました。

今回のA君のように「楽したい」と思う人は、中学生にもたくさんいます。

早い段階で正さないと、楽な方を選ぶ生き方が深く根づいてしまいます。コツコツやることが将来への糧になるんだよということをいろいろな視点から伝えていかなければ・・・と痛感しました。

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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