勉強の素質

プロ野球の元楽天・野村監督の著書(「弱者の兵法」)を読みました。

一向に使えない選手ばかり拾ってくるスカウト陣に腹を立てたところ、だったらどういう基準で選手を選んだらいいのかと逆質問された野村監督はこう答えたそうです。

「とにかく、肩が強いとか、球が速い、足が速い、打ったボールが遠くへ飛ぶなど、素質・天性があるかないかを見なさい。

他の部分はあとからの指導で何とかなるが、天性の部分は持って生まれたものだからどうにもならない」と。

なるほどー。これは分かる気がする・・・

勉強でも、今後伸びそうかどうかは「天性の部分」に関わりがなくはないですね。

私が思う天性とは次のようなことです。

①素直な人。先生の話を興味を持って率直に聞ける人。

②計算が速く、ある程度暗算ができる人。例えば、16×6や135÷3程度なら筆算せず頭の中で答えが出せる人。

③2つのことを同時に処理できる人。例えば、黒板をノートに写しながら耳では先生の話を聞ける人。

そんなにハイレベルな条件でもないと思いますが、もし、この3つがそろっていて成績が悪い人がいたら、よほど勉強していないか、トンデモナイ先生かのどちらかだと思います。

①の素直な心で、やり方を吸収し、②や③の処理速度で問題を解いていくわけですから、これはもうスポンジが水を吸収するがごとく、間違いなく成績が上がります。

しかし現実には、

・処理速度は速いけれども、先生の言うことを聞かずに我流でやる、または話を聞いていない

・素直に先生の話を聞くが、書くスピード、計算スピードが遅い
(ちなみに、計算は数学だけでなく理科社会や英語など全てに関わってきます。)

という人がいて、この人たちの学力を上げるのが塾にとっては大変なわけです。

①~③が持って生まれたものかどうかは分かりませんが、これはなかなか直りません。

今日も、18×7を筆算でやろうとしている中3に「それは暗算で」と言い、

みんなに考えてほしい問題を振っているのに、自分はせっせと板書を写している生徒に「今じゃないでしょ!」とあのフレーズの逆を言い、

せっかく付きっきりでやり方を教えたのに、その方法を用いず頭でやって間違った生徒に「言った通りやってないから失敗するんだよ!」とプンプンし・・・、毎度、これらを改善するのは難しいなと思い知ります。

まあでもがんばって・・・ちょっとずつでもいいからとの思いで励ましながら、これからも言い続けていくでしょう。

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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