オープンスクールで変わる人生

この時期、各地の大学でオープンスクールが開かれています。

昔はそんなものはなかったと記憶しているのですが、最近は少子化が進んだおかげで、どこの大学も生徒の獲得が大変です。だから、オープンスクールで高校生に自校の魅力をアピールし、多くの学生に受験して入学してもらいたいと願うのでしょう。

生徒にとっても、このイベントに参加することによって大きく考えが変わるケースが少なくありません。

今日はそんな例が2つありました。ちょっと紹介します。

***********************

・市内のトップ校に通うある高3女子。

大変能力の高い生徒なので、私は東北大くらい目指したらどうだと1年のころからことあるごとに言い続けてきました。

しかしすでに彼女は将来のやりたいことが決まっていました。

そしてその勉強は、県内の私大で充分にやれるものでした。

よって、その生徒は推薦でそちらに行くのでと、7月で塾を卒業したのでした。

しかし先日…、
なんとなく東北大のオープンスクールに行ってみたら、この学校に行きたいという気持ちがむくむくと湧き上がってきたようで、今日突然に、今からどんな勉強をすればいいですかとマジメな顔で相談にやってきたのです。

私は一つ一つアドバイスしましたが、そんなことより、あんなに…1年のころからあれだけ言ってきたのに、たった1日のオープンスクールが彼女の気持ちを動かしたのか…と大変驚きました。

百聞は一見にしかずとか言うけど…、やっぱり見ることって大事なんだなぁ…と思ったものでした。

・金持ちになりたくて懸命に勉強する高3男子

今日の夜、つい先ほど塾の入り口のドアを勢いよく開けてやってきました。

「あれ?確か今日は関東地方のどっかの大学のオープンスクールに行ってなかった?」と尋ねると、行って今帰ってきたところで、家への帰り道にこちらへ寄ったとのこと。明日からお盆休みなので国語のセンター赤本を貸してほしいということでした。

相変わらずの勤勉さに感心しながら、今日はどうだったか聞くと、イマイチ…との答え。

理由を聞くと「カネになりそうな就職先が少ないから…」とはにかみながら答えます。

「ふっ、カネか…お前らしいな」

「日銀には1人行っているみたいですけど…」

「ほう、日銀ね。そんなところに行けたらいいわなぁ…勝ちだよなぁ」

「はい、勝ちっすね」

「ははは、勝ちってお前ねぇ。…それで?金融関係が少ないの?」

「…はい、だからちょっと…」彼はそう言って、国語の赤本を借りて急いで帰路につきました。

みんな帰ったあと思いました。

彼は彼で、わざわざ県外に行ってまで情報を得て、将来を真剣に考えてるんだ…すごいなぁ…そして、帰ったらすぐさま勉強か…。いやいや偉いもんだ…と。

ただ、お金中心ってのがちょっとアレだなぁ…とも思いました(笑)。

この前見せたあの本がいけなかったかなぁ…。

世の経済が銀行を頂点とするピラミッドからできているとか、個人や会社がその底辺に組み込まれ搾取され続けているとか、私たちが支配者層によって許された範囲しか稼げない仕組みになっているとか書いてあったあれ…。

目標達成の原動力になればと思って読ませたけど、目がギラついていたからなぁ…。ちょっと押さえよう


テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR