だから過去問だって(2)

<前回の続き>

私は彼らに言いました。

「あのさ…もう何度も言ってるけどね…
 
 大学入試はさ…センターでコケたら終わりなんだよ。

 センターでコケて志望校判定がCやDになったとする。
 
 すると、『ああ、二次で大逆転しなきゃ』なんて言う人がいるけどね…

 あの…大逆転なんて起こらないから。

 センターすら取れない人が二次でどうやって取るの?

 世の中そんな甘くないって。

 いいか…学校のプリントや講義は役に立たないとは言わない。

 先生方もお疲れの中、あなたたちのためによく頑張っていらっしゃるよ。

 だけど…、それをやっていて本当に『センター』で取れるのかな

 いや、センターに限った話じゃない。

 例えば漢検受ける人は何をやればいい?

 英検2級受ける人は?資格試験を受ける人は?

 え、問題集だろって?まあ問題集はそうだよね、大事だよもちろん。

 しかし、問題集をしっかり仕上げたらもういいの?それで受かる?本当に合格点行くの?それで。

 …そう。

 …行くかどうか…不安だよね…。

 やっぱりさ…どんな試験でもそうだけど、

 試験の前に、時間測って過去問やって何点取れるかチェックしないと。

 英検の過去問やって3回連続80点取ったら…多分かなりの確率で受かるよ。多少文法が怪しくてもね。
 
 漢検2級の過去問やって、同じく3回合格点を突破したら…

 これも抜本的に傾向が変わったとかがない限り確実に合格だ。

 例え部首があやふやであっても受かるよ。なにしろ練習で何度も突破してんだからさ。
 
 これはセンターも同じ。

 過去問やって30点、60点、90点の人はね…、

 本番でもほぼ30点、60点、90点になる。例外なくほぼ確実にね。

 『私は、あの先生のあの勉強法を忠実に守ったから取れるはず…』

 『私は、化学の苦手のところをしっかりまとめて壁に貼って来る日もチェックして完璧になったからもう大丈夫…』

 って言ってもね…

 去年の過去問やって60点なら、来年のセンター試験も60点だから。

 これはもうね…絶対に揺るがない事実なの。よく考えたら当たり前の話なんだけどね。

 ところが多くの人はそう考えない。
 
 『去年の過去問やったらたまたま60だったけど、本番はもうちょっとは取れるはず。だって私は〇〇をやったもん』となるんだ。

 次は違う。この回はたまたま良くなかったけど、本番ではきっと取れるはず…てさ

 どうして本番では取れると言うんだろう?

 やったって言うけど何をしたっていうの?

 文法の勉強?センターで出ないのに?

 部首の勉強?漢検で配点が少ないのに?

 あのね…もうガマンできないから言うけどさ…

 そんなことばっかりやってるから取れないんだよ!

 過去問やれって!

 過去問だけでいいから。

 センター以外も全てそうだよ。

 あなたが来年大学受かって運転免許取るならさ、

 運転教本なんて読まなくていいから過去問やって!

 入社試験でSPI試験受けるなら問題集なんていいから過去問やってよ!

 過去問で合格点取れたら受かるから!

 過去問以外の問題集なんてやんなくていいって!(あー言っちゃった…)

 なのにあんたたちは今の問題集をやって、過去問はあとで最後の最後に…と、ま~だ思っている。

 あのね…現役生にそんな時間はないっ!

 確率が分かんない、ベクトルが分かんない、もうイチから分かんない!

 っていうなら…それは過去問は無理だ。教科書からやるっきゃない。

 でもあんたらそんなレベルじゃないでしょ。

 大体なんとな~く基本は入っているはずだ。

 なら、とにかく過去問なの。(+英単語ね)

 これはもう世の中の『試験』と名がつく勉強の基本中の基本。原理原則なんだよ。

 当たり前すぎて話にならないってレベル。

 過去問解けば弱点に気付くから。

 ああベクトルやらなきゃ…ああ単語知らなさすぎる…って。

 ちなみに俺は学校の課題はあまりやらなかった。ちょっとヌルかったから自分のやってた。

 一高応援団長の菅野先生は学校のをやったそうだ。なぜなら推薦を狙っていたから評定を取る必要があったんだ。

 しかし彼は言った。ほかのペーパー試験組は、授業中過去問をやっていたと。

 それを聞いて安心したよ。

 ああ、一高はいまだ健在だな。

 生徒が自分で取捨選択し、自分にとって何が大事か分かっている。
 
 しかも先生もそれを容認している…ってね。

 さあ、もうやるべきことは分かったな。

 早く取ろう!センターの合格点を!」

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ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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