スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

三者三様

「あー、これほしいな」

英語の問題集をやっていた生徒が、私の持つ解答を手に取り言いました。

「ほーう、どうしてそう思うんだ?」

「えー、だってこれあったら前のところも自分で勉強できんじゃん」

「おお!」

彼は中3で、基本的な内容を繰り返し行う「標準クラス」の生徒。

一つ上の「特進クラス」には生徒全員に解答を渡していますが、「標準クラス」は解答を抜いていました。宿題をやるとき、答えを丸写ししてくる恐れがあるからです。

「…だから抜いてたんだよ。お前は(丸写し)やらない?」

「するわけないじゃん。部活終わったし…、勉強やるよ」

「よしっ!よぉ~く言ったっ!なら喜んで差し上げるよっ!」

(そうそう、それを待っていたんだ!)

私は腕まくりして、段ボール箱から意気揚々と解答を取り出し、彼に渡しました。

「いや~素晴らしい!ガンガン勉強して早く特進に上がってこい!」
「いや、それは無理でしょ」
「そんなことないって。そういうことを言えるんだから上でやるべきだ!」
「いや無理無理」

(でたーっ!!ムリムリ病ーっ!!ま、でも今日はそこはいい…)

続いて、隣に座って勉強していた友人男子に言いました。

「お前は?聞いたか今の?」
「あ、は…はい…」
「んで?『オレも解答ほしい』ってなんないの?」
「あ、いや…今、塾の宿題と学校の課題でいっぱいで…それで…あの…」
「はい、言い訳ね…もういいよ」

続いて後ろの席に座っている、長い前髪を常に気にしている男子に言いました。

「お前はどうなんだ?
こいつは今から変わるぞ~~っ!!
さあ、続けっ!!」

精一杯励ましたんですが…彼ははにかんで言いました。

「ハハ…オレは見ちゃうんで…」
「ナニが?!」
「解答を…。だからいいっス…」

……。

全然話が通じてないんですけど…。

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

ハイパーラーニング

Author:ハイパーラーニング
2000年に名取市で生まれ、生徒たった1人から始まった塾は、2016年におかげさまで1教室400名を超えるまでになり、同年、五橋に2教室目が誕生いたしました。

これまで、勉強をつい怠ける男子生徒や、受験に不安を感じる女子学生と、日々丁々発止のやりとりを続けてきて十余年、時が経つのは随分あっという間だった感じがします。

初心を忘れず、生徒との一分一秒を大切に。これからも生徒さんの目標達成に向かって共に歩んで参りたいと思っています。

こちらでは各講師が日替わりでクラスの様子をお伝えしてまいります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。