タメになるホラー話②「ケアレスミスと言わない」

10夜連続!(18時更新)
昨日に続く「タメになるホラー話」の第2話どうぞ!

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A吉「x=4か・・・。う~ん・・・、いったい、どこで間違ったんだ?・・・あ、先生!おはようございます!」

先生「おはよう、A吉君!昨日言ったようにただ答を書くだけではなく、なぜそうなるかを考えてるな。その調子だぞ!」

B介「x=4かー、ハズしたー!見直しなんてパース!はい、次、つぎっと!」

先生「ゴルァァァァ!! 次の問題いく前に見直せよっ!お前、星になりたいのかぁぁぁ!」

B介「ひ~!すいません!今直しますっ!」

先生「全く・・・、何で答書いて終わりかなぁ。ちょっと目を離すとこれだ・・・。これからは気をつけ・・・ん?」

C子「x=4かー。なぁーんだ凡ミスかぁー。ん?またハズレた。なぁーんだ符号かぁー。ケアレスミスかぁー」

先生「お・・・おい、お前・・・。い・・・、今『ケアレスミス』って言ったな・・・」

C子「ええ、わたし、テストでもホントに多いんですよね~ケアレスミスが。自分でもヤになっちゃいます」

先生「言うな~っ!それを言うな~っ!その言葉が大変な災いをもたらすんだ・・・。ふ~、お前にピッタリの話をしてやろう。彼女はな・・・、ケアーレはな・・・、いい子だったのに・・・ううっ・・・俺の忠告を聞かなかったばっかりに・・・」

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タメになるホラー話
第2話「ケアーレ・スミス」


「センセ、見テクダサイ、コレ!」

「ん?おお、数学78点か。どこ間違ったの? あ~あ、ルート4は2にしないと・・・」

「ソウナンデスヨ!知ッテルノニ!私、ソンナノバッカリ!ケアレスミスサエナカッタラ、私96点デシタ!」

「ケアーレ、それが今の実力だよ。それに知っていて間違ったんじゃない。知らなかったから間違ったんだ

「ソンナ~、知ッテマスヨ!ルート4ガ2ニナルグライ・・・」

「いーや違う。本当に分かっている人はな、ルート4と書いて次に目を移した瞬間、何か違和感を抱くんだ。背中のあたりがザワッとね。例えば君は2/4を1/2に約分するのに気づかずにそのまま書くことがあるかな?」

「ソレハ、ナイデスネ。絶対気ヅキマス」

「だろ?ところが、分数を習いたての小学生は2/4と書いて間違える子が結構いるんだぞ。それと同じことだ」

「ジャア、ドウスレバ良イノデショウカ・・・。イツモ注意シテ見直シシテハイルノデスガ・・・」

今回の点数が不運によるものではなく今の自分の実力だとまずは認めなさい。そして、精度を高めるには『もっと注意しよう』ではなく『もっと練習しよう』と考えるようにすることだ。君は注意して2/4を1/2にするわけじゃないだろう?特訓すればそういうミスは必ず減るよ」

「ソウデスカ。私、ガンバリマス!イッパイ練習シテ次ハ良イ点取リマス!」

(数日後)**************

「先生サーン!私、トウトウヤリマシタ!今回ノ数学ノテスト、92点取ッタンデス!」

「おお、がんばったな~!」

「今回ハ塾ダケジャナク家デモイッパイ練習シマシタカラ!練習スレバ、ミスハ減ルンデスネ!」

「そう、その通り!分かってくれたか~」

「デモ、英語ガネ~。aガ抜ケテイタリstudiedヲstudyedニシテイタリ・・・ケアレスミスダラケデoh my godデス!」

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C子「へ~、良い話じゃないですか!でもケアーレさん、最後にケアレスミスなんて言う辺り、相変わらずですね」

先生「そう、やはりそれが命取りになってしまった・・・」

C子「えっ?」

先生「点が上がった彼女はうれしくて友達と山にハイキングに行ったんだ。そして、途中つり橋を渡っているときに・・・足を踏み外してしまって・・・。友達によると彼女の最後の言葉は『橋カラ落チタノハ私ノケアレスミス・・・』だったそうだ・・・」

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ジャンル : 学校・教育

プロフィール

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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