アノ人には勝てっこない

校内テストで良い結果だったことを、弾んだ声で報告にきてくれたある中2女子がいます。

中1の夏期講習時、初めて見たときからトップクラスの実力は悠に持っていることは分かっていました。
(※ちなみにそれは、スピードと素直さです)

ただ小学生のときの穴ぼこが修復されるまでもう少しかかる実感があった。そしてあれから約1年が経ち、そろそろトップクラスに入る頃合だろうと思っていた。なので、今回の出来事は私にとってはそんなに驚くことではありませんでした。

でも本人にとっては現在の位置にいることが信じられないのでしょう。顔は上気しっ放し。そこで私はひと通りほめてあげ、さらにこう付け加えました。

「じゃあ、次は1位だな」

すると、その生徒は顔を横に振りながら
「それは無理~!だって○○君は天才だもん!」
と言って、現在の1位であろう○○君が、どれだけスゴい人なのか、いかに勉強が出来るのかという話をたくさんしてきました。

(う~ん・・・・・そこかぁ・・・・・。お前はそっち側にお住いでしたか・・・・。)

今日はほめて終わりと決めていたので、表情を変えないようがんばりましたが、内心はヒジョーにがっくり…。

この思想・・・・・・「アノ人には勝てっこない」という諦念感情・・・・・・一度心に染み付いたが最後、何度も何度も、時間をかけてゆっくり少ーしずつ削っていかないと決して取れない悪性ウィルス・・・・・その名は『カテナイン』。

恐らく・・・・・今まで生きてきた中のどこかのタイミングで・・・・・・お前は・・・お前さんは・・・あの極悪非道な凶暴ウィルスに感染してしまったのだろう・・・・・・あぁ・・・なんてことだぁ~!!!

別の日、中学校は異なりますが、今の生徒と全く同じ時期に同じような成績で入会し、今回これまた同じように活躍しトップテン入りしたことをうれしそうに報告しに来た中2女子がいました。

私はひと通りほめたあと、また同じことを言いました。「次は1位だな」

すると、「ムーリ、ムリムリムリ!無理だって絶対!そんな、取れるわけないでしょ!何言ってんですか!」と言って慌てて否定します。

よーく観察すると、あいつとは微妙に違う。現1位に勝てない!みたいな「相手」の話が出てこない。

とりあえずカテナイン感染ではなさそうだ。どうやらただ恥ずかしがってるだけっぽいから、これはまあいい。問題は・・・

・・・先ほどの生徒や、今高校生にも広く蔓延しているカテナイン患者だ。・・・・さて・・・・やつらを次のステージへ上げるにはどうすればいいのか・・・・・・・(つづく)
プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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