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面談のはなし④

後期入試の願書期限まであとわずかにつき、工藤流の面談、どんどん行きます。

この時期、面談で手を焼くのは何といっても次のケース。

それはこれまでずっとA高校ばかり考えてきた人で、急にB高校を打診されても、A高校への愛が強すぎて他が受け入れられないというケースです。

こういう人は、合格可能性がたとえ50%でも30%でも、もともとそこしか見えてないので突っ込もうとします。他の学校はオープンキャンパスを見たけどどこも気にくわない。私立に行くこともまったく考えていない。すべてを遮断して目標に向かって玉砕覚悟、一直線に突き進むしか自分に道はない!と自らを奮い立たせる人です。

これは美談のように聞こえますが、私はちょっと賛成しかねます。

これが浪人も可能な大学受験ならいいんですけどね。
高校受験ではあまりにリスクが大きいと思います。

私はこの場合、まず生徒に聞きます。
「私立に行くことをどのぐらいイメージできていますか?」と。

私立をただのスベリ止めと思っていませんか。
こういうことは言いたくないけど、合格率50%ということはあなたが通うことになる可能性が大いにあるんだよ。

朝何時に起きて、私立まで何で通って、
何色の制服を着て、なんの部活をやって(部活ナシでオール勉強の学校もある)、
何時に帰宅して…ってことをイメージできていますか?
そしてそれを受け入れる覚悟がありますか?と。

そのイメージはできている、覚悟もある!と答えた方。

大変素晴らしい。
きちんとリスク管理ができていますね。
じゃああとは少ない確率でも全身全霊でぶつかるだけです。精一杯応援します。

でも実際は逆なケースがほとんどです。
ダメだったケースをまったく考慮に入れずに公立受験に失敗し、4月から実際に私立に通うようになって、こんなだとは思ってなかった、こんなハズじゃなかった、という人。結構います。最悪、不登校とか退学まである。

まあ、合格率50%の人以外に、安全圏の人もそういうイメージや覚悟を持つことは必要です。

でも、50%の人ほど、自分を追い込むために周りをシャットアウトしてしまう傾向にあるようです。

う~ん…でもねえ…ダメですよそれは。
ハッキリ言って考え方が幼いと思います。

オープンキャンパスでいろいろ見てきたけど、他はイマイチだったという人も考え方が幼い。

たったその一日で何が分かるというんです?

B高校も、C高校も大変良い学校ですよ。
というか、あなたのスベリ止めのその私立に行くことを考えたら、絶対にこちらでしょう。

(逆もあります。下げてその公立に行くぐらいならこちらの私立の方が良いという話もします)

つまり発想が柔軟じゃないのです。
この辺が子供だと思う。

私も余命3年、18歳で死ぬことが決まっているのならたとえ危険と言われても一高を受けます。あんな楽しい学校はないと思っていますから。

でも人生は長いのです。
加えてあなた方はこれからグローバル化や、AIの代替労働など目まぐるしい社会変化の中を生きていきます。

楽しい学校なんて言っててはやられますよ。

高校受験がゴールではないんです。

私なら危険を回避し、名を捨てて確実に実を取りますが皆さんはどうなんでしょうか。


最後に、志望校選択にはいろいろな考え方や事情があり、どれが正解というのはありません。悔いのないよう、各自しっかり考えて決めてほしいと思います。

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

ハイパーラーニング

Author:ハイパーラーニング
2000年に名取市で生まれ、生徒たった1人から始まった塾は、2016年におかげさまで1教室400名を超えるまでになり、同年、五橋に2教室目が誕生いたしました。

これまで、勉強をつい怠ける男子生徒や、受験に不安を感じる女子学生と、日々丁々発止のやりとりを続けてきて十余年、時が経つのは随分あっという間だった感じがします。

初心を忘れず、生徒との一分一秒を大切に。これからも生徒さんの目標達成に向かって共に歩んで参りたいと思っています。

こちらでは各講師が日替わりでクラスの様子をお伝えしてまいります。

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