面談のはなし③

セルフエスティームとは、自尊感情、自己肯定感と訳されます。
つまり、自分自身を価値ある者だと感じ、自分を大切に思える気持ち。自信と言っても良いでしょう。

中学時代、校内トップクラスで実力的にそんなに差がなかった二人がいます。

A君は、苦労してなんとかトップ高に入りました。
しかし高校では猛者たちに囲まれ、順位は100番以下でのスタート。
そして今まで取ったことのない順位に唖然。
そこで、なにくそと頑張り、迎えた次の定期試験。
しかし…前回と変わらない結果でした。
そうしている内に、文化祭や交流戦でワッショイワッショイ、部活は公欠が続き、やがて勉強は後手後手に。

さて、ここです。ここでどう考えるかがターニングポイントです。

おそらく、成績順位が真ん中より下のA君はこう考えます。

今は部活の方が大事かな。
勉強は最悪浪人してからでもいいかも。
20位以内?無理ですよ(笑)
だってみんな頭いいから。

中学時代トップクラスだったのに、3桁順位を突きつけられると牙を失ってしまい、逃げ道を見つけてそこに走り、やがて自分はダメだと自信が無くなって100番どころか150、200位と下がっていく人が少なくありません。

これを意気地のない人だと片づけますか?
私はそう思いません。
同じ境遇なら私も含めて半数以上の人はやる気が薄れると思います。

一方、準トップ校に入って上位にいるB君。

セルフエスティームは高いままでで、部活をやるゆとりもあります。
誰かに敵わないとか、何かが無理などとは考えません。
自分がこの学校を引っ張っていくんだという意識が高い。
したがって、もしトップ集団から転落しそうものなら、火事場の馬鹿力でなんとか踏みとどまろうと猛勉強するでしょう。

この差。
自己肯定感の意識の差がそのまま学習量の差になって、実力差が開いてしまうのでないかと私は見ています。

すべてのケースで鶏口が牛後より優れているとは言いませんが、最初から考えていたこの学校しかない!という生徒さんには面談できちんと伝えたい内容ですね。

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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