内申が低い人のはなし③

中1時代も含めて成績が悪くなかったのに…。
提出物も出してきたのに…。
それにもかかわらず通信簿が良くない生徒はいったい何が悪いのか。

ここ数年のそういう人たちを分析した結果、ある共通項が見えてきました。

ということで、私が思うベスト3をあげます。

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成績OK!提出物OK!も内申が悪い人の特徴の第3位は~ッ!ジャジャン!

★第3位:字が汚い

ハイ、出ました。汚文字。これを予想した人は多いでしょう。お母さん方の、息子への苦情の圧倒的ナンバーワンはこれです。

「もうちょっと丁寧に書きなさい!」とお母さんに怒られたとき、「読めるから別にいいじゃん」と答えたキミ。

キミが、字が汚いことでどれだけ損をしているか今から説明しよう。

①提出物の評価が低い

期限までにきちんと出すこと!とよく言われる提出物。これを守らないと痛い目にあうことは分かってますよね。だから出す。一夜漬けでもなんでも出す。出してしまえばこちらのもの!と思っているあなた。考えが甘い!

そもそも今の時代、出さない人なんてごくわずかですよ。出すのが普通です。

で、出てきたものを先生がチェックし、中身を評価していきます。
ある中学校では、5段階にランク分けする先生もいます。
一番いい方から、A゜→A→B゜→B→Cという具合に。
おそらく、考えた跡があって、丁寧にやりこまれた跡があれば高評価となるのでしょう。

で!ここからが大事なんですがね。

学校の先生方は忙しいんですよ。

朝は生徒よりも早く学校に到着し(朝練もある)、午前、午後と授業をこなし、放課後は部活動、スキマ時間には対外試合を組み、文化祭、合唱、体育祭などの学校行事の準備をし、来る教育改革に向けて授業の改善を行い、テストを作り、テストのマル付けを行い、得点を集計し、採点ミスに謝り、いじめがないか観察し、怒らせないよう丁寧にモンスター対応を行う…。

と、先生方は日々これだけのこと(これ以上のこと)をしているんです。私の教え子で、「将来は学校の先生になりたい」と目を輝かせる人がいますが、私は彼女の頭がどうかしているんじゃないかとさえ思いますよ。

そんな超多忙な先生方が、ドサっとよこされたすべての生徒の提出物を1個1個細かく見ていって5段階に分類できるでしょうか。

できるわけがないッ!
あって1人5秒。一瞬で判断しないと1日何時間あっても足りないですよ。

で、そこで何を見るか。
生徒の努力?理解力?コンプリート率?
まあそれも見るでしょう。
でもそれをやり始めたら1人30秒はかかります。で、結局…

そう。
字になるんスよ。

文字が丁寧な子は、なんかちゃんとやったんだろうな~って気になっちゃう。

逆に字が汚い人は…
なんかテキトーだな、どうせ答えを丸写ししたんだろうな~って思っちゃうんです。
これだけで2段階はランクが違ってくると思いますね。

②作文の得点が低くなる

理由は上に同じです。作文のマル付けって時間がかかるんです。
こっちは他にいろいろやることがある。
で、早くやろうとギアをあげると…、どうしても字のうまさで見てしまうことになります。

仮に全く同じことが書かれていたとしても、字の上手さ加減で3点ぐらいは違ってくる感覚があります。

③ケアレスミスを引き起こす

自分が読めればいいじゃん!なんて言ってたのに、自分自身が読み間違ってバツになることがあります。

多いのが数学で、3と5、0と6、エックスと×記号の見間違い。ほかに、マイナスと分数の線が合体して、マイナスが消えちゃうというのもありますね。ちゃんと書いていたら防げたのに…。

英語でも、aとuの違いが分かりにくくて×にされることがしばしば。もったいな~い。

④ひらがなが多い

字が汚い人は、文章を書くときなぜか漢字を嫌ってひらがなで済まそうとする傾向があります。これも、読めればいいじゃん的発想から来るんでしょうが。

でもそういう人は、それが癖になっちゃって、そのうち漢字を書こうと思っても書けなくなることを知っておく必要があります。

これがテストでは大痛手なんです。漢字の問題がある国語だけでなく、社会とか理科でもね。

理科で、「恒星」を「垣星」と書いたり、「にちべいしゅうこうつうしょうじょうやく」と書いて×を食らったり。もう、救えないっ!

⑤字が汚いと美術も低い

字がキッタナくても体育とか音楽には関係がないと思いますが、美術には関係大アリなんです。

字が汚くて美術で5をもらう人というのに私は今までお目にかかったことがありませんから。

「字が汚くても自分が読めればいいだろう」という発想の人は、「この自画像、オレがオレと分かるんだからいいだろう。自分の書いたものを人にとやかく言われる筋合いはない」などと考えてしまいます。

で、いつまでたっても通信簿は3のまま。ハイ、昔の私もそうでした。

字が上手い人って、そばで見ていると、文字のトメとかハネ、ハライをきちんと書いていますが絵画もきっとそうなんだろうなと思います。

つまり、リンゴならリンゴの表面の凹凸、陰影、色合いなどをよく観察して画用紙に描き加えるのです。そういう仕事の丁寧さが先生に評価されるのでしょう。私のように、ただマルを描いて赤く塗ってハイお終い!と1分で終わる人とは大違いです。

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以上、字が汚いと、作文、漢字、理科、社会、数学、英語、美術、ありとあらゆるもので損していることがお分かりでしょう。

もしも丁寧な字が書けるようになったら、その効果は上の通りいろんな教科に波及して、それだけで内申平均0.2ポイントぐらいアップしそうな予感がします。当てはまる人は少しずつでいいから改善していってくださいね。

さて、成績OK!提出物OK!も内申が悪い人の共通項第2位は~っ……次回!

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ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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