割れたコップ

2011/10/26

学校のテスト範囲表によく載っている言葉があります。

「学校ワークを最低3回繰り返して解くこと!」

これはある意味、勉強の王道、至言中の至言なわけですが、たいていの生徒は「一度解いた問題をもう一度解くなんてバカらしい」と、過去に解いたものをもう一度解こうとは思いません。仮に取り組んだとしても、1回目より確実にテンションが下がっています。

だから、上がらないんです。


人の脳は、割れたコップです。

新しい問題を解きまくっていろんな解法を知ると、その一瞬は水位(知識)がアップします。しかし、底が割れているので、その裂け目から水は徐々に染み出し、結局元通り。成績に変化は現れません。

成績を上げるには、新規の問題を解くことと同じくらい、自分の穴の修復作業を行うことが大事です。

塾というのは、ある種、上から水を注いで「こういう問題はこう解くんだよ」と知識を与えるところです。そして、穴の修復作業=模試や実力の復習は、一般には個人個人が自ら家でやるものです。なぜなら、塾でそれに時間を取っていては、次に進めないからです。

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でも生徒をよく観察していると、本来自分でやるべきその復習が、大変お粗末であることが分かりました。
なので、週末にたっぷり時間を取って、「復習とはここまでやることだ」というのをレクチャーしました。

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「家庭学習の指導」なので、普通の授業風景とはちょっと異なるのですが、みんな真剣に自分の間違えたところの修復作業に当たっています。

「その面積はどうやって求めたの?手順と式を書くんだ。」
「解説に書いてあることをそのまま写しただけだよね。そんなんで本当に分かったの?次、自力で当たる?」
「『エ』って書いたけど、なぜ『ウ』ではダメなの?これだって、じん臓の働きだよね。」
「『GHQ』と答えを書いたら、その周辺をまとめるんだ。GHQが日本で行ったこと、他にもあるから教科書で調べてみな。」
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こんな感じで約4時間。みんな「本当にあっという間だった」とのコメント。
よし、今週も来週も・・・ずっといくよ!
プロフィール

ハイパーラーニング

Author:ハイパーラーニング
2000年に名取市で生まれ、生徒たった1人から始まった塾は、2016年におかげさまで1教室400名を超えるまでになり、同年、五橋に2教室目が誕生いたしました。

これまで、勉強をつい怠ける男子生徒や、受験に不安を感じる女子学生と、日々丁々発止のやりとりを続けてきて十余年、時が経つのは随分あっという間だった感じがします。

初心を忘れず、生徒との一分一秒を大切に。これからも生徒さんの目標達成に向かって共に歩んで参りたいと思っています。

こちらでは各講師が日替わりでクラスの様子をお伝えしてまいります。

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