一高生の経験談②

前回の続き>

<1人目のまとめ>
・日曜日は合計9時間ぐらい勉強していた。
・数学を高めるために、テキストのほかに模試の過去問をたくさん解いた。
・宮城県の過去問は7,8回繰り返した。
・難問は5時間ぐらい考えることもあった。
・ケアレスミス防止のために臆病さが大事だ。ミス=死と考える。

********************

そのあと、もう一人の一高生にも聞きました。
「今度はお前だ。日曜は何時に起きるの?」

先ほどの奴には9時と言われて、しかも二度寝するとまで言われ、赤っ恥をかかされた。

土日は何時に起きるのかを聞いたあと、
→いつもと変わらず7時ですと男子が答え、

→ほらほら聞いたか皆の衆!
マジで合格したいなら!
ダラダラしてはいけないよ!と私がシメる。
こういう展開になれば理想なのだが。

彼は私の質問に、え~…と言いにくそうにしてから小声で答えました。

「え~っと…11時ごろに起きます」

「はあ?」

その瞬間、クラス内からドッと笑い声。

ほらほら聞いたか塾長サン!
間違ってるのはアンタでさ!
日曜ぐらい寝かせてよ!
と、自信にあふれた視線をこちらに向ける女子多数。チッ…

「お前さあ…ちゃんと起きろよも~う。んで?そこから勉強か?」

「あ、いえ、そのあとボーっとして12時半ぐらいに朝昼兼用のご飯を食べて…」

クラス内はまたもやドッカ~ン。

「バ…バカ!このクズ野郎!
なんだ、その廃人のような生活は!」
「いや~…」

クッ…なんのためにこの会を開いたと思ってんだ!
これだから一高生は嫌いなんだ!

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「で!そっからは!」
イライラしながら続きを聞くと、彼は申し訳なさそうな表情で答えました。

「あ、そのあと1時ぐらいからやり始めて…」

「何時まで!」
「5時ぐらいまで」

「ふ~ん。それで?」
「7時半まで夕ご飯とか風呂とか」

「で?そっからテレビ見て漫画見て…と、ダラダラタイムがおっぱじまんのか?」
「いえ、そこからまた4時間ぐらい勉強します」

「ほ…ほ~う…そこはやるんだ。すると寝るのは12時くらい?」
「はい」

「4+4で計8時間か。ふ~ん結局そのぐらいはやるってワケか(聞いたかみんな!)」

クラスの雰囲気を探ると、やっぱりやる人はやってるんだなあと全体的に感心している様子。まあ本音を言えば8時間でも足りないけどね。でも、とりあえず火は点いたかな…

「で?お前はどんな勉強を?」

次に勉強法について聞くと彼は言いました。

「ボクは理社ですね。塾のテキストを何往復もしました」
「×の解き直しね。何回ぐらいやったの?」

「10周ぐらいですかね」
「じゅ…10周!!!」

これにはインタビュアーもビックリ!

普段から×を最低3回は繰り返せよといつも言ってるけど、10回もやってたとはね。

さっすが!やるときゃやるってか!
これだから一高生は大好きなんだ!

ふとクラスを見回すと、今の答えに目をパチクリしている人が多い。

ようし、効いてる、効いてるぞ!

私の心はボクサーを応援するセコンドトレーナー。こぶしを振りかざしながらさらに質問を重ねました。

「いや今年はね、社会が全然わかんないと言っている女子が多くてさ。社会の勉強でなんかアドバイスして。要点のまとめとかはしなかった?」

「あ、まとめはやりました。ただ全部というわけではなく、模試で自分ができなかった分野のみまとめます」

「年表作ったり、地図とか表にまとめたり」
「そうですね」

「なるほどー、さすがだね。じゃあ最後に―」

その時、教室の外からこちらをうかがう別の一高男子と目が合いました。
「おお、マシーンも入りたそうにしているな。おいでおいで(笑)」

彼を中に入れ、3人が並んだところで私は言いました。

「じゃあ最後にお前たち3人に聞きたい。
ご覧の通り、このクラスは女子が多いんだけどさ、多くが私は絶対落ちると言って自分に自信がないの。
お前たちは去年の今頃どんな気持ちだった?特に一高は倍率がとんでもなかったよな。不安だった?」

(つづく)

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ジャンル : 学校・教育

プロフィール

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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