高2女子との会話

午後6時。パソコンをカタカタしていると「先生、お久しぶりです!」と二華高2年の女子が声をかけてきました。

その子は私が以前教えていた生徒で、今日はテスト前ということで自習に来たようです。

「最近どうなの?学校は」
とりあえず世間話でもと思って話を振ると、その子は嬉しそうに答えました。「再来週、修学旅行です!」

「へえいいなあ。どこに?」
「グアムです」

「グアム!今はそんなところに行くの?」

ああ、いいなあ…照り付ける日差しのもと、ビーチで一日中寝っ転がってかあ…うらやましい!と思っていたら、その女子は不満げに言いました。「ええ…?ハワイの方がよかった」

…んまあ!なんてずうずうしいんでしょう!

自分からすると行けるだけマシだと思う。一高はそもそも修学旅行すらなかったから。

代わりに行ったのが遠足だった。
しかも一日に使っていい金額は2,000円までという低予算。

どこにも行けねーじゃん!と憤慨した我々は、結局、各自釣り道具を持って自転車で仙台新港へ。持参した2,000円はすべて青イソメ代に変わったのでした。。。しかも釣れないし…。

「うらやましいなこのヤロー!それよりテストはどうなんだ?それは質問か?」

ちょっとイラッときつつ、その子が手にしている問題集に視線をやると、女子は「あ、そうそう!」と本を開いて言いました。「先生、今ヒマですか?」

ヒマ?

ヒマとは何だ。

先生、お忙しいところすいません、今お手すきでしょうか、ぐらい言えないもんかね…(イライラ)

「いいよ。どの辺?」
「これなんですけど~…」

渡された問題集に目をやると、そこには漢字の問題がたくさん並んでいました。

「え?漢字がたくさんあるけど?」

「そう!私苦手なの。そこから問題出してくれます?」

「も…問題出して?ええ?……ハア?」

絶句。もはやイライラを通り越して理解不能の境地へ。

この中から問題出してって…。
そんなことを頼まれたのは中2の時以来だな。なんちゅう奴や…

「オレはそんなにヒマに見えるかよ!」と突っぱねてもよかったけど、なんというか、あまりにも新鮮すぎて少しばかり手伝ってやることにしました。

「わかったよ…じゃあ行くよ」

・自らをセイサツする
・雨がシンジュンする
・カイカ式の図書館
・友を失ってシュウタンする

「んん?これ…聞いたことない言葉ばかりだな…」
「でしょ?難しいんだって!」
「へえ、こう書くんだ。勉強になったな」

CIMG1960.jpg

(答え)・省察・浸潤・開架・愁嘆

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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