中3女子との会話②

前回のつづき>

「行けるのなら行きたいのか?宮一に」

私が唐突に尋ねると、本人はちょっとビクッとしてから「そりゃあまあ…」と言いました。

「なんで?」
「だってさ、男子がイヤなんだもん」

ハイ?そこぉ?
出た~思春期女子!
久々に聞いたねえ。男がイヤでたまらないという。

こういう女子っているんだよなあ。
だからこそ一律に共学化を進めるのではなく、女子高や男子高はある程度残すべきだったんだ。

でも幸い、宮一はほぼ女子高みたいなもの。この子にとっては魅力だろう。

「ちなみになんで男子がイヤなの?」

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<中2Aクラス>
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気になって尋ねると、その女子は「ええ、だってさ~」とゲンナリして、男子は気持ち悪いからだと答えました。

ふ~ん、まあ思春期だし。
性の違いがそうさせるんだろうと思いながらも一応理由を尋ねると、

「だって、男同士で抱き合ってさ、口と口をくっつけたりしてんだよ」との返答。

「はあ?!」

驚いて声を上げると、前の席に座っていた他の中学の女子も話を聞きつけて、「そうそう!ウチの学校にもいる!」

「ちょ…ちょっと…ホントか?信じらんない…それは一部の奴だろ?(一部でもおかしいけど…)」

「違うよ!そこらであるよ。超キモチ悪い」

はあ…にわかには信じがたいが…

萌え系にハマってる男子を見ると世も末だなと思うけど、今はそんななってんのかよ…

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「あとさ、なんか幼いの!」
その女子は続けて言いました。

「どこが?」
「この前なんかトイレに何人まで入れるかってやつで男子がギュウギュウ詰めになって。それでトイレが壊れて先生に怒られて。なんでそんなことするの?ホント馬鹿。幼い」

うっわ~!楽しそー!俺が中学生だったら絶対その輪の中に入ってるな。

「でもそれはお前にカンケーないじゃん」
「違うよ。連帯責任だっていって私たちまで怒られた」

あら~それはご愁傷さまで…。

「でもさあ」
今度は先ほど話に参加してきた女子が言いました。

「私は宮一ヤダ。だって女ばっかりってことはギスギスしてるよね。他人の足を引っ張り合ってさあ」

ハイハイ、これもよく聞く話やね~。

「そうだけどさぁ、でも男子がいるよりはいいよ!」

「ええ?女子ばっかりはグチャグチャしててヤダァ!」

話があらぬ方向へ行ったので私は慌てて制止しました。「まあまあ!」

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<中3Aクラス>
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「とにかくさ、調査票なんか深刻にならずにテキトーに書きゃあいいんだよ。あれは倍率をざっくり調べるためにやってるんだから。

本番の願書を出すのは2か月後だよ?(後期)

それまでさ、男子がどうとか女子ばかりがどうとかも分かるけど、それ以外にも目を向けて自分がどこに行きたいかしっかり考えればいいの。今揉めながら決めることじゃないから。

今重要なのはさ、自分が不足している部分を徹底的に詰めていくことでね、親がどう言おうが関係ない。

うるさいならさ、
『調査票はテキトーに書いといて。それよりちょっと勉強しなきゃいけないことがあるから部屋に行くね』

と言ってとっととその場を去ればいいんだよ」

と、ここで休み時間終了のチャイム。

う~ん…とうなだれる女子に「大丈夫、これからだから」とひと声かけて教室の前へ。

もうこんな時期か…
一年が経つのは早いな…
ど~れ、ビシッと気合い入れていくか!

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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