スピードの話②

前回の続き>

「だからよく個別指導の問い合せで『自分のペースでじっくり問題を解きたい』というのがあるけどさ、あれはどうなんだろうな。

勉強が苦手な子ならそれでいいけど、南高校以上に行きたいならそれはちょっと違うんじゃないかと思うね。

悪いけど、世間はあなたのペースを待ってはいませんよ。

あなたが周りに合わせてペースを上げていかないといけませんよ。

じゃないと進学後すぐに置いていかれますよーと言いたい。まあ、それはなかなか言えないんだけどさ」

周りを見渡すと、みんな真面目に話を聞いていますが、スピードが遅い生徒は心なしか意気消沈しているように見えます。私はその生徒たちのフォローのために言いました。

「でも、上位の高校に行きたいけどどうしても理解が遅いって人もいる。

五橋教室のある中3女子の話だけど、その子の数学のテキストは真っ赤っかでさ、ほとんど全ての問題が分からない。しかも授業もポンポン進むから一回では分かんない。さて…どうしたと思う?

その子は授業後にこちらに来てポツンと言ったんだ。
『先生、明日分からないところの質問に来てもいいですか』とね。

ちょっとやそっとの質問じゃ終わらないから『翌日』と言ったんだと思うけど…偉いよね。いいに決まっている!

それで翌日、授業もないのにわざわざ来るかなと思っていたら4時ごろホントにやってきてね。数学全部質問していったの。

こちらも全部教えるのに1時間かかったな。結構大変だったけどさ、でも分からない子をそのままほっては置けないから喜んでやった。

その子は次の週の月曜日も午後3時半に来て真田先生に付きっ切り教わったらしい。いや~コツコツとね、偉いよね。


一方でさ…、ちょっと今のペースにはとてもじゃないけどついていけないという人はさ、一度Aクラスに移ったほうがいいと思う。

何も突き放して言ってるワケじゃないよ。

あちらでもさっき同じ問題をやったけど、解説はこちらのように5分でサラッと済ますんじゃなくて、20分かけてじっくりやった。

さっき説明が速いと思った人は、もしあっちにいたら授業内で十分理解できたんじゃないかな。

ただ解説が長い分、問題を解く量が少なくなっちゃうけど…」

********************

ということで私が授業で言ったことのまとめです。

関数に、図形に…

中2後半から学習内容が一段難しくなるので、親子で改めて考えていただきたいと思います。

特に授業が速いなと思っている人は次のことにご注意ください。

①授業が速くて分からないからゆっくり説明して!は間違いです。そういう人は高校(上位高)に行ってからついていくのは困難です。

②だからそろそろ自己改造してスピードを上げることが大事です。それは高校、大学受験にも生きます。

③分からなかったところは授業前後やほかの日に来て質問し、解決してください。塾はいつでも対応します。

④自己改造は無理。授業時間外の質問も無理、という人は…

クラス変更もありです。ただし量が少なくなる分はどこかでカバーしないといけません。

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR