日曜日のひととき①~向山高校編~

昨日の日曜日。

向山高校に通う女子生徒2人に頼まれて、
午前11時に教室を開けて個別指導を行いました。

二人とも月曜日(今日)に数学のテストがあるらしく、「分かんないところがたくさんある」と嘆く高2女子は教科書を一から勉強し直します。

でも…早速手が止まっているので、私が近寄ると、
「先生、ここの例題に書いてあることは読んでいけば分かるんですけど…なんで急にこれが出てきたんですか?」
と質問。

(ほう…ただ漫然とやるんじゃなく意味を理解しようとねえ…)

この生徒は中学のときから数学が嫌いで点数ももう一つでしたが、それでも「なぜ?」「どうして?」は当時からありました。苦手だなんだと言っても、ここがほかの生徒とは違うところなんだよなあ。

うれしさを隠しながらその部分を教えてあげると、その子はああ分かった!と言って次の問題へ。よしよし!

ちょっと離れたところには向山の1年生。
学校の問題集の「確率」をやっていました。

私が近づくとすぐに「ここが…」と言って質問部分を開いてきます。

「これはこう考えると…こうなってこうなって…こういう式になる。分かった?」

私が書いたものを生徒に見えるようにひっくり返すと、その生徒はウンウンとうなずいてから言いました。

「はい♪…これって『公式』ですか?」

うわ、でた~!
数学ができない人の最大の特徴。
仕組みがよく分からないときは「公式として覚えてしまえ」という浅はかさ。

私は長~いため息をつきました。
「公式といえば公式だけどさ…中身を理解しないとこれを使いこなせないよ」

***********************

その後、個別指導の中学生がやってきました。

昨日、2人の担当の先生が授業に来れなかったため私が代打で授業をやることに。



「そう言えばお前たちのいま順位はどのぐらいなの?」
授業をしながら二人に聞くと、

一人は二華中で真ん中ぐらい、一人は地元の中学で10位ぐらいとのこと。

「ふ~ん…真ん中ぐらいねえ」

私があごに手をやると、二華中の女子は私の目を見て言いました。

「だいたい上から20番くらいはいつも決まった人たちなんです。
…あ~あ…私も、勉強やってるんだけどなあ」

その女子がノートに目を落とすのを見て、今度は私が言いました。
「ふ~ん、なるほどね。
ところで、その連中とお前の違うところはどこだと思う?」

「えっ?」

「脳ミソが違うのかな?」

「さあ…わかんない、ふふふ」

(…よし。それを認めちまったらおしまいだ。よく濁したな(笑))

私は椅子を引き直して二人を交互に見て言いました。

「そう言えばオレがお前たちに教えるのも久々だけど…

どうやら、まだ教えていないことがあったようだな」(つづく)

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ジャンル : 学校・教育

プロフィール

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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