落とし穴にご用心!

FROM:小原律子

先日、小学3年生の女の子が算数の問題を解いていました。

普段は算数を少し苦手にしている女の子ですが、この日は「この問題、メッチャ得意!」と大ハリキリでした。

理由を聞くと、「最近、学校でちょうど習って、よくできたところだから」と自信満々に答えます。

自分に自信を持つということは大変良いことです。私は「計算式をよくみて解いてね!」と声がけし、でき具合を観察することにしました。

「はい!」と元気に答えたその女子は、問題のページを開くと、いつもとは比べものにならないほどのスピードでペンを進め始めます。

流れ作業的に問題を解き進める姿にやや不安を感じつつも、きっとできる姿を見てもらいたいんだろうと思い、一通り終わるまで見守ることにしました。

やがて、満面の笑みを浮かべながら「先生、出来ました!」と元気な声が。さっそく丸付けをすると…、

 (1)□+200=500 → 500-200=□ → □=300 正解 
 (2)650-□=150 → 650-150=□ → □=500  正解 
 (3)400+□=720 → 720-400=□ → □=320  正解 …

 (10)□-200=500 → □=300 ??? となっており、最後は問題を作った人のワナにまんまと引っ掛かってしまいました。

当然ながら、(10)の場合は、500+200=□ → □=700が正解です。しかしその女子はどうしてバツなのかよく分かっていないようだったので、図を使って説明しました。

しかし話を聞いている間、本当はちゃんとわかっているんだけど、たまたま間違えちゃっただけ…と言いたそうな様子です。

少~し芽生え始めた自信を傷つけたくはありません。この日は「『メッチャ得意』なときこそ、落とし穴はないか、慎重に慎重にね!」とアドバイスし、国語の授業に移りました。

算数の学習をしていると、このような場面はよくあります。「得意!」と口にしながら、油断を招いて、本当はできる問題を間違えてしまいます。

受験生の中にも『ケアレスミスは、間違いではない』と思い込んでいる生徒は案外多いようですが、どんなミスであれ、できていない問題に真摯に向き合うことはとても大切です。

小学生のうちから、落ち着いて問題を解く習慣を身につけられるようにサポートしていきます。

テーマ :
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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