「答え」よりも「自分」

中2の春期講習の授業を終えて席に着くと、三高理数科の男子生徒が「先生いいですか」と言って近づいてきました。

「なに?質問か?」と聞くと、「はい、あのー…」と何やら複雑にいろいろ書いてある紙を手に持っています。


今中学生に入試問題の解説を終えたばかりなので、少し脳を休めたいが…ひとまず問題を見てみるか…

ということで、どこがわからないのか聞くと、分からないから聞くわけではないとのこと。

「自分はこう思ってこう解いたんですが、答えが二つ出てきてしまって。こちらは正解でこちらが当てはまらないのですが、どうしてこっちではダメなんですか?」と聞いてきました。

「ほう!…お前、成長したな!おかげで疲れがぶっ飛んだぞ!」私は感動して彼の肩をポンポンたたきました。

「えっ、何がですか?」

「何がってお前、『どうして自分の答えは違うのか』って言っただろ?いやー立派立派。たくましくなったもんだねー」

「えっどういうことですか?」

「あのな、普通のやつは答えを見て『そうやるのかー』でおしまいになっちゃうんだ。
自分より答えの方がすごい、上だ、絶対なんだ!って思ってるんだな。

でもな…いいか、それじゃダメなんだ。

『答えにはこう書いてあるが…フン!俺のやり方の方がスゲーぜっ!』って思えるやつが…結局は最後勝つんだな。

どうしてかって?

それは、そういうやつはとことん頭を使うからだよ。
なぜだろう、解答なんかよりも俺の方が正しいはずなのにどうしていけないんだろうと、答えのない問題に必死に頭使っているでしょ?

結局さ、頭がいい人ってのは、頭をよく使い、よく考える人なんだよ。
そしてそういう人は…強いんだなこれが。

これからも、『どうやって解くのか』よりも『どうして自分のがダメなのか』を常に意識しなさい。
そこのつまりを解消するために塾を利用してほしいもんだね。
いやーすばらしいすばらしい!!」

「…で、先生…、これなんスけど…

あ…ああ、そうだった…悪い、悪い…
プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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