二華中生

授業終了後、二華中に通う中1のK君とH君が私のところへ来ました。

最初は質問かなと思ったのですが、聞けば本を貸してほしいとのこと。

そういえば、さっき私の専用本棚の前で物色していたな。君らだったら、ちょっと難しいけど、「フェルマーの最終定理」とか「マインドマップ」なんかはどう?たくさんある勉強法関連の本もおススメだよ、といくつか紹介していると、彼らが手に取ったのは異色のものばかりでした。

・「あなたの会社が90日で儲かる(神田昌典)」
初期のマーケティング本で、私に多大なインパクトを与えた本。

・「戦国武将の危機突破学(童門冬二)」
危機ばかりの私が、書店で思わず手に取った本。

・「使う論語(渡邉美樹)」
経営者は論語に通じているということで知っておこうと思い買った本。

と、どれも「えっ?」と思わせるものばかり。
なんでなの?意味分かんないでしょ?と聞くと、「いや、神田さんのは文章が面白い」とか「へ~、PHP(主にビジネス書やためになる本を扱う松下幸之助のPHP出版)なんだ」とか、なんというか、ツボを押さえている返答で、私はしばし言葉を失ってしまいました・・・。

そのあとも「こっちはダイヤモンド(出版)だ」とか「マーケティングの本がいっぱいあるな、どれにしようかな」とか、目をパチクリさせている私をよそに楽しそうな雑談が続きます。

私「ちょ、ちょっと待った~~~!!キミら中1だよな?何でPHPとか神田さん知ってんの?何で論語に興味が湧くんだよ!お前らすごすぎるな。」
K君「あ、いやアマゾンの動画で神田さんのおススメ本を買ったばかりなんで」
私「だ・か・ら~、なんでそんなのに興味が湧くんだよっ!」
H君「なんでって言われても・・・」
私「お前な、俺が中1のときなんてジャンプで北斗の拳にハマってたんだぞ!」
K君「はぁ・・・」
私「『はぁ』じゃないっ!北斗の拳はいいぞ、読めっ!」

(………バカか、俺は………。マンガを薦めてどうする…)

やっと我に返り、落ち着くと、彼らは恐る恐る尋ねてきました。
「あのぅ・・・これら、借りてってもいいですか?」

こういう人間がこれからの日本を背負って立つんだな・・・、ただ頭がいいだけの人間じゃなく、普通の中学生とは見ているものが根底から違う。二華中、恐るべし、と彼らのすごさを感じるとともに、一体、自分が中1の頃はなんだったのかと、寂寥の思いにかられるのでした。。。

プロフィール

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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