割れたコップ

学校のテスト範囲表によく載っている言葉があります。

「学校ワークを最低3回繰り返して解くこと!」

これはある意味、勉強の王道、至言中の至言なわけですが、たいていの生徒は「一度解いた問題をもう一度解くなんてバカらしい」と、過去に解いたものをもう一度解こうとは思いません。仮に取り組んだとしても、1回目より確実にテンションが下がっています。

だから、上がらないんです。


人の脳は、割れたコップです。

新しい問題を解きまくっていろんな解法を知ると、その一瞬は水位(知識)がアップします。しかし、底が割れているので、その裂け目から水は徐々に染み出し、結局元通り。成績に変化は現れません。

成績を上げるには、新規の問題を解くことと同じくらい、自分の穴の修復作業を行うことが大事です。

塾というのは、ある種、上から水を注いで「こういう問題はこう解くんだよ」と知識を与えるところです。そして、穴の修復作業=模試や実力の復習は、一般には個人個人が自ら家でやるものです。なぜなら、塾でそれに時間を取っていては、次に進めないからです。

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でも生徒をよく観察していると、本来自分でやるべきその復習が、大変お粗末であることが分かりました。
なので、週末にたっぷり時間を取って、「復習とはここまでやることだ」というのをレクチャーしました。

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「家庭学習の指導」なので、普通の授業風景とはちょっと異なるのですが、みんな真剣に自分の間違えたところの修復作業に当たっています。

「その面積はどうやって求めたの?手順と式を書くんだ。」
「解説に書いてあることをそのまま写しただけだよね。そんなんで本当に分かったの?次、自力で当たる?」
「『エ』って書いたけど、なぜ『ウ』ではダメなの?これだって、じん臓の働きだよね。」
「『GHQ』と答えを書いたら、その周辺をまとめるんだ。GHQが日本で行ったこと、他にもあるから教科書で調べてみな。」
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こんな感じで約4時間。みんな「本当にあっという間だった」とのコメント。
よし、今週も来週も・・・ずっといくよ!
プロフィール

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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