男女の違い

ナンバースクールに通う高1男子ら。

学校のサポートはいいのかい?聞くと、それは自分でやるから大丈夫。いつもの(センター試験過去問)をやってくれて構わないとのこと。いや~頼もしいね。

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この半年でセンター実戦問題集を2冊分ほどこなしてきたおかげか、正解率は初めの30%ぐらいから75%ほどまで来ました。

確率と論証がまだショボショボも、二次関数がパッと見えるようになったのはデカい。

この調子なら数ⅠAに限っていえば東北大のボーダー85%は春には超えてくるだろう。

ただし、理系なんだから100%を目指さないといけません。

私はプリントにバツをつけながらつぶやきました。
「こんなのもできねえのかよ。ヒデーなオイ…」

それに対して3人とも唇を噛みながらニヤリと笑う。

「こんなのも…」なんて女子中生には絶対言えないセリフだけど(注※言ってないけど、顔が言っているらしい)、この3人にはオッケー。

彼らは、自分はまあまあ数学ができると思っているだけにそれを上からガツンと言ってくれる存在はむしろ望むところなのです。

もちろん私もそれを分かっているからののしるワケで…。

決して普段のストレス発散などではなく、心を痛めながら言っているのをどうか分かっていただきたい。

**********************

彼らの演習中、私は隣の部屋へ。

高2夏まで学年282人中281位だったものの、こちらで勉強を始めてから平均点を超えるようになったS高校女子。

その子に冬休み明けの課題テストについて結果を聞くと、彼女は笑って言いました。「数学7点だった!」

「な…ななてん?100点満点で?」
「そう!ハハハハ」

「笑い事じゃないだろ~」
「違うの!テストめっちゃ難しいんだよ!」

「とは言ってもさ…」
「いや、ウチの部活で一番頭いい人でも数学15点だったし。平均が7点ぐらいらしい」
「はあ?ホントかよ」

平均が7点なんて聞いたこともない。
いや~…コメントに困りますね…。

今度はお隣にいた仙台南1年女子に聞きました。「あなたは?」

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すると、数学は45点だったとの返答。

でもさっきのを聞いているから、45は良いのか悪いのか全く分かりません。

そこで平均を尋ねると、女子のですか?男子のですか?と不思議な質問が。

「え?なにそれ。男女で分けて平均取ってるの?」

「はい。男女に開きがあるからって先生が。
全体だと45ぐらいなんですけど~…」
「ふんふん」

「男女で分けると女子は30点台前半で、男子は50点台後半です…」
「な……なに……?」

絶句。

そりゃ経験的に女子が数学が苦手なのは分かっていたけど…そんなに開いてんの?

いや~…

まあ、中学生の時点で数学の男女差はハッキリあるからなあ…これも致し方ないのか…。

でもこれじゃあ一般論から言って男子の方が入試に有利じゃない?

…と思ったけど、でも「内申点」は男子よりも女子の方が明らかに上だからな。

う~ん…帳尻あってるのかねえ。

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高2女子との会話

午後6時。パソコンをカタカタしていると「先生、お久しぶりです!」と二華高2年の女子が声をかけてきました。

その子は私が以前教えていた生徒で、今日はテスト前ということで自習に来たようです。

「最近どうなの?学校は」
とりあえず世間話でもと思って話を振ると、その子は嬉しそうに答えました。「再来週、修学旅行です!」

「へえいいなあ。どこに?」
「グアムです」

「グアム!今はそんなところに行くの?」

ああ、いいなあ…照り付ける日差しのもと、ビーチで一日中寝っ転がってかあ…うらやましい!と思っていたら、その女子は不満げに言いました。「ええ…?ハワイの方がよかった」

…んまあ!なんてずうずうしいんでしょう!

自分からすると行けるだけマシだと思う。一高はそもそも修学旅行すらなかったから。

代わりに行ったのが遠足だった。
しかも一日に使っていい金額は2,000円までという低予算。

どこにも行けねーじゃん!と憤慨した我々は、結局、各自釣り道具を持って自転車で仙台新港へ。持参した2,000円はすべて青イソメ代に変わったのでした。。。しかも釣れないし…。

「うらやましいなこのヤロー!それよりテストはどうなんだ?それは質問か?」

ちょっとイラッときつつ、その子が手にしている問題集に視線をやると、女子は「あ、そうそう!」と本を開いて言いました。「先生、今ヒマですか?」

ヒマ?

ヒマとは何だ。

先生、お忙しいところすいません、今お手すきでしょうか、ぐらい言えないもんかね…(イライラ)

「いいよ。どの辺?」
「これなんですけど~…」

渡された問題集に目をやると、そこには漢字の問題がたくさん並んでいました。

「え?漢字がたくさんあるけど?」

「そう!私苦手なの。そこから問題出してくれます?」

「も…問題出して?ええ?……ハア?」

絶句。もはやイライラを通り越して理解不能の境地へ。

この中から問題出してって…。
そんなことを頼まれたのは中2の時以来だな。なんちゅう奴や…

「オレはそんなにヒマに見えるかよ!」と突っぱねてもよかったけど、なんというか、あまりにも新鮮すぎて少しばかり手伝ってやることにしました。

「わかったよ…じゃあ行くよ」

・自らをセイサツする
・雨がシンジュンする
・カイカ式の図書館
・友を失ってシュウタンする

「んん?これ…聞いたことない言葉ばかりだな…」
「でしょ?難しいんだって!」
「へえ、こう書くんだ。勉強になったな」

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(答え)・省察・浸潤・開架・愁嘆

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またまた高校生と。

10/1(土)
この日の夜、私は高校Bコースの指導に入りました。

高校Bコースというのは通常の1:2個別指導ではなく、複数の生徒を先生一人が見て回るというものです。

この日は4人の指導を行いました。

仙台三高の高1女子は先日終わった定期試験の復習を↓

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問題を一通り見ましたが、三高のテスト問題は普通に大学入試センター試験に出てくる良問ぞろいでした。

これをしっかり復習することが大事だよ!とアドバイスするまでもなく、丹念に見直しを始める女子。偉いもんです。

返されたテストの点数だけ見て、あとはカバンの中に答案を突っ込んだままの人!見習って下さいよ~。


隣に座る仙台三桜の高1男子は、学校からよこされた数学の問題冊子をカバンから取り出しました。

見ると進研模試の過去問を収録したもので、学校からは大問の(3)は難しいから解かなくていいと言われているようです。

それにしても…
まだまだ解答が続くのにもう空きスペースがほとんどなくなっています。

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「お前は字がデカくて汚いからそうなる…。そんなに雑ではそこに書ききれないだろ。もっとコンパクトに丁寧にまとめないと」

私に苦言を言われて、あ、はい(笑)と頭をかく男子。

解き方だけでなく、こういうところから注意していかないと高校数学はなかなかよくなりません。まったく…

そんなとき、ふと気づきました。

「お前は今日学校だといったな?」
「あ、はい。土曜学習会で」

「そのカッコで行ったのか?」
「え?ああ、はい」

「お前の着ているその白いシャツ、シワくちゃだな…しかも髪も寝ぐせでハネあがって。それで行ったの?」
「あ…はい(笑)」

男子は言われて慌ててシャツを手で引っ張ってシワを伸ばし始めました。

「うわ~ひどい…。男子校ならそれでいいよ。でも三桜は女子が多いんだろ?」
「はい…」

「女子と男子の比率はどのぐらいだっけ?」
「え~…11:1ぐらいですね」

「え?11:1?それはすごい…ハーレムだな」
「ハ…ハハ…」

「お前…、そんな中にそれで行ったのかよ」
「ハ…ハイ…」

「信じらんない…。あのさ、別に女子の前でカッコつけろって言ってるんじゃないの。身だしなみだよ、身だしなみ。髪形整えてさ、髭も剃って、ビシッとしたシャツを切る。大事だよー、こういうの」
「あ…はあ…」

「分かってねえな…。お前、陰でささやかれるぞ。あの人キモいよね、サイテーって。俺は毎日言われてるからよ~くわかる」

隣の二華中女子がそれにクスクス笑うので、そうだよな?と問いかけると、その子は「アハハハ、ですかね~」と笑ってはぐらかしました。

「別にモテるモテないの話じゃなくてさ、陰口たたかれて気持ち悪がられるのはイヤだろ?

だからさ、、、
まずは普段の身だしなみから意識して直すんだ。

そういうのがさっきの解答欄の使い方にも通じてね、

字の雑さも徐々に直っていくことになるから。わかった?」

「ハイ!」

(ふぅ~…いったいオレはどんな指導をしてるんだ(笑))

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高校生と。<2>

9/13(火)
中3授業終了後の午後9時半―

私と遠藤は引き続き高校生の授業があります。

私は一高、三高の高1にプリントを渡して言いました。
「はい、ではまず単語テストからな」

すると4人とも、いや~・・・と言いながら引き笑い。

「なに?やってない?・・・相変わらずクズよのう」

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そのあとは日頃のストレス解消。言いたい放題。独壇場。

お前らさ、たかだか100個覚えんのに何週間かかってんだよ。

五橋の宮一の女の子なんかもう1,000番台まで進んでいるぞ。
同じ高1なのにこの開きは何だ。

前も言ったろう?
高校英語は学校とは別に自分で単語勉強をやんないとダメなんだって。

なぜかわかる?
中学はニューホライズンからしか出ないからそれだけやっとけばいいけどさ、

高校は全国いろんな教科書を採択してんだぞ?

それらをすべてカバーした問題なんて作れっこないんだ。

だから自分の学校の教科書以外もやんなきゃダメなの。

実際この前の進研模試はどうだったの?・・・ほらね。

そうやってさ・・・

ズルズル下がってさ・・・

結局は中堅どころで終わるんだ。

フッ、所詮お前らは指示待ち人間。庶民よのう・・・


私に好き放題言われたのが悔しかったのか、男子らは歯ぎしりしつつも苦笑いしています。

フフフ・・・なぜ笑う?

受験前によくやられた「工藤節」健在をうれしく思ったか?

ふぅ~しかし・・・・・・


ホントは言う方だってイヤなんだ。

オレって性格悪っ・・・と自己嫌悪になることもしばしば。

でもなあ・・・こうでも言わないとこのナマケモノは動かないからな。

これからも言い続けていかないとな・・・

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高校生と。

9/10(土)

この日、白石看護に通う高1女子2人がテスト前で困っているから教えてほしいと来訪。

高校生を教えられる講師が不足しているのでこの日は私がピンチヒッターで入ることになりました。

前回、「悪魔の所業」で書いた通り、片方は手に負えない生徒の一人だったのでどうなることかと若干不安・・・。

そんな中、どこがわかんないの?と、恐る恐る尋ねると、女子は生物が全然わかんないと言いました。

「生物?いや~・・・それは専門じゃないんだよ(笑)。オレは物理と化学で・・・」

「は?なんで。ここだったらできるでしょ」

「いやいや、そこはちょっとなあ・・・(笑)」

なるべく穏やか~に愛想笑いを入れながら話す。

それにしてもいるんだよなあこういう人。

先生だったら何の教科でも知っていると思っている。
さすがに高校の全分野は無理だって。

困って頭をかくと、その女子はチッと舌打ちして言いました。

「え?できないの?
こないだちゃんと勉強しといてっていったでしょ」

「・・・ハイ?」

早速ミサイルが飛んできた。

隣のマジメ女子を見る。
その子もこちらを見て目を丸くしていました。

「おい、なんか言ってやってよ」
呆れて助け舟を求めるも、その子は笑って首を横に振るのみ。ふぅ・・・

「じゃあ数学!」
「あ、あたしも・・・」

その後二人がカバンから取り出したのは学校の数学課題プリント。結構な量です。

部屋にはもう一人。
三桜2年の女子で、こちらも校内テスト用に学校からよこされたプリントを出しています。

手に取って見ると、表と裏で計20問ほどのもの。

やったところを見せてもらうと、手を付けたのは5問ほどだけ・・・、しかもそのほとんどが間違っているという内容・・・これはキッツイ。

結局そこから2時間かかって全部仕上げましたが、これは一人でやっていたら絶対に終わらなかっただろうな。

いや~あなた、今日来てよかったな。

高1の方へ戻ると、マジメ女子も一通りきちんとやってありました。

そのことを褒めると、「だって…早めにやらないと終わらないから」と返事。

「いやあ、偉いね。そういう危機意識が大切でね。お隣さんにも見習ってほしいわ」

そう言って隣を一瞥すると女子は間髪入れずに言いました。
「超ウザ!」

ちょ・・・・・・超ウザイ?

鋭い弓矢が胸にグサッと刺さった。

隣の二人がそれにクスクス笑う。

超ウザイってなに・・・

はあ・・・今のは効いた・・・
こんなこと言われたの初めてだ・・・

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プロフィール

hyperlearnig

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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