入試倍率が出ました

昨日、宮城県の公立高校入試倍率が出ました。

2017後期倍率a

毎年のことですが、いよいよ身が引き締まる思いです。

2017後期倍率b

それにしても…

宮城一理数や仙台二華、向山理数、宮城野総合、宮城広瀬など、これまで2回の予備調査の段階では倍率激低だったところが、フタを開けてみたら軒並み倍率大幅アップしているのには大変驚きました。

一方、一高や三高、仙台南などの、昔からの人気高が調査を重ねるたびに倍率が低下しているのにも驚愕。仙台一の1.38倍、仙台南の1.25倍なんて近年にない数字です。

今まで、この辺の学校を受けようという人なら、倍率が何倍だろうが一度決めたことは変えずに最後まで挑戦し続けたものでした。

それが今年はこのように、こだわりを捨てて倍率の低いところに移動するんですから…。

私はこの表を見て、「なんとか公立高校に行ってもらいたい」と願う親、

それと、どの高校に行きたいかよりも「落ちたくない…」を優先する生徒のことが頭に思い浮かびました。

まあとにかくサイは投げられたわけです。

3/9(水)の本番まで11日。

さあ、がんばらないと!

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<最後に受験生へ>

倍率が出ると、不安になりますよね。

自分はこのままでいいのか。
本当に受かるのか。
どうしたらいいのか。

でもね、

不安なのはあなただけではありません。


他の人も、

あなたの親も、

みんなそうなんです。

みんな一緒。

だからそれでいいの。それがふつう。

でも心が押しつぶされそう?

ではそんなあなたにアドバイス。

不安を軽くする方法があります。


勉強してください。

勉強している間は不安はなくなります。

そしてやった分は自信につながります。

ただ黙って机に向かうんです。

きっと大丈夫だから。

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前期合格者の軌跡②

FROM:真田和之

前期入試で合格してもなお自習に来て勉強に励む男子↓

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次のステップに向けて準備を怠らないその心構えが素晴らしいですね!!

卒塾までの間、希望者にはこのように高校数学の先取りを教えています。

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さて、前回に続いて「合格者の軌跡」をいくつかご紹介!

<仙台東 普通科合格>

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中2の春期講習から入会した女子。

校内試験では、英語の実力は安定していましたが、数学と社会の上下動が激しい生徒でした。

英語のほかにこれといった得意教科があるわけでもなく、ちゃんとやれば点になる社会の暗記はあと回し。

そんな、「いずれ力を入れて行けばよい!」という悠長に構える性格から、模試の結果も夏までは偏差値50付近を行ったり来たりでした。

本人が大きく変わるきっかけになったのは9月模試の結果です。

私が授業中、「9月~12月にかけて勉強の仕方を整え、右肩上がりに偏差値を上げていかないと終盤苦しくなるぞ…」と言っていた矢先だったので、8月⇒9月の連続ダウンは女子にとって相当ショックのようでした。

そこでこの女子は何をしたか。

まず目に見える形で、自習のときに仲良しグループと席を離して座るようになりました。

塾に来るのも帰るのも3人一緒ですが、塾内で勉強するときは離ればなれになるのです。

おしゃべりをしないようにする!と決めても、一緒に座るとなかなか守れないもの。

だから3人で「離れて座ろう!」と決めたのだと思いますがエラいですよね。簡単にできることではありません。

勉強の方も、苦手な社会の暗記に積極的に取り組むようになり、多くの言葉を詰めていきました。

その結果、10月模試で一気に偏差値アップ!

しかし良い結果に安心したのか、11月・12月と少し下げましたが、1月でもう一度55に上昇。

これで東高校合格も見えてきました。

最後は平均評定4.6も大きな武器となり見事合格。おめでとう!

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<仙台東 普通科合格>

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中1から在籍する女子生徒。

中1の時はSクラスでも十分やっていける実力がありながら「仲良しと勉強したい!」という本人の希望でAクラスにとどまります。。。

校内試験は常に400点台をキープして頑張るものの、偏差値のことはあまり気にしていないようでした。

3月の二者面談で私はお父さんに話しました。

「校内試験はまずまずですので実力はあります。Sクラスで鍛えた方が今後のためになると思うのですが…」

お父さんも本人を説得し、2年生からはSクラススタート。偏差値も元の成績付近に戻ります。

しかし学校の勉強と部活動の両立で手一杯。3年生からは再びAクラスに。

部活は県大会まで行くことになりました。でも半面、偏差値は…。

この女子の転機は10月。

私はこの頃、授業のたびに生徒たちを鼓舞していました。

「11月から1月の3回の模試で、偏差値がすべて志望校を上回っていたら合格に大きく近づく!」と。

それが効いたのか、この女子も苦手な社会に本腰を入れるようになり、10月で44だった社会の偏差値が11月では57に大躍進!!

その結果見事、11月から1月の模試、3回すべてで偏差値が東高校のボーダー(52)を上回りました。

ちなみに平均評定は4.8!これも合格に大きく貢献しました。

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<宮城工業 情報技術科合格>

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こちらは小学生から通っている男子。

中1はAクラスからのスタートでしたが、ほどなくSクラスに上がります。

以降は成績がグングン上昇!

中3の7月には偏差値64まで行きました。

この生徒は短期集中型勉強が得意技。

コツコツ積み上げるという性格ではなく、短い時間にギュッと集中して知識を詰め込むタイプでした。

逆に「コツコツやっていたらどこまで伸びるのだろう??」と思うこともしばしば。

数学の応用を演習させると、きらりと光るセンスを良く見せてくれたものです。

当初、志望校には二華や向山の名が書かれていましたが、「将来自分の好きなことをやりたい」との思いで志望校を宮城工業・情報にすると、そこからは勉強をサボリ気味になりゲーム中毒患者へ転身。

そこからどんどん他人に抜かれ、気付けば宮城工業の合格も危ういところまで来ました。

そこで本人もさすがにヤバイと感じたようで、12月、1月は猛勉強。ホントに…最初からちゃんとやってれば!

合格を決めてからは、本人曰く「○○という会社に入って、一花咲かせますよ!!」と強気の発言。

まっ、男はそのくらいがちょうど良いかな??

夢がかなうよう、高校ではコツコツ努力してほしいものです。
(つづく)

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入試まであと2週間!③

他の机には中2女子が。
「早いね!授業までまだ1時間以上あるよ?」
「はい!」

「家に帰らないの?真っすぐ来たのかな?」
「はい、一回帰るのが面倒だから」

DSCN0042.jpg

「ふ~ん。でもこうやってちゃんと勉強しているんだからね。偉い偉い。それは?」
「あ、学校の宿題です」
「へえ、偉いなあ!」

「あれ?お隣さん、あなたのそれは?」
「あ…今日の塾の宿題です…(笑)」
「だよね…。早く終わらせようね(--)」

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別のテーブルでも中3のオレンジジャージ2人が向かい合って勉強していました。

(ほう、あの二人…
1ヶ月ほど前は自習中のおしゃべりが過ぎたけど、入試2週間前ともなるとさすがに真剣だ)

私は近寄って声をかけました。
「どこを受けるの?」

すると一人は私立に行くことになっていると返答。
「それなのに勉強かー!いやあ立派立派!あなたは?」

もう一人の方に声をかけると、こちらは後期があり、名取高校を受ける予定とのこと。

偏差値は足りているのか聞くと、笑顔で「はい」と答え、手元には社会の一問一答が広げてありました。

私はそのさまを見て安心しました。

大丈夫と思われている人で不合格になるケースは大きく2つあります。

一つは緊張しすぎる人。

例えば私が声をかけて、もしその子が、

・ゆとりがなく、顔はこわばり、息も絶え絶えで返答し、

・手元に意味のないもの(図形の難しい問題や、入試に関係のない学校のワークなど)が広げてあったら大変マズいです。

もう一つは緊張感のない人。

・あと何日だと思ってんの!とツッコミたくなるぐらい危機意識がなく、

・余裕からか、または集中力不足からか、勉強をやらない、またはやる量が少ない人。

この2パターンは、たとえ偏差値が足りていても非常にデンジャラスです。

その点、この女子は、

・笑顔で偏差値の話に答え、→心にゆとりがある!

・社会の一問一答をやっていました。→即、得点になるところ!

だからそのさまを見て安心したのです。

本番まであと2週間。。。

その辺をよくよく注意して見ていかないとな。

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入試まであと2週間!②

<前回の続き>

これまでは、生徒らのおしゃべりを封じ込めるために険しい顔つきで通路を周回していました。

でも今はもう入試を目前に控えた時期だけあって、そんなにリキむ必要はなさそうです。

ふと、角を曲がったところに、前期で宮一に受かった中3女子が勉強しているのを発見。

「ほう!図形をね。そうそう!どんどんやって!」
「もう分かんない!図形ヤダ!」

フフフ…この狂犬とも、もうじきお別れか…

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次の角を曲がると、、、

「おお~~~ッ!お前は!」
「あ!先生!」

前日の日曜日に高専の受験があった生徒です。「ようよう!どうだったのさ結果は!」

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この男子、中2の冬にこちらに来たときはAクラススタートでした。

でもそのあと数学が目覚ましく伸び、冬にようやく高専のボーダーライン(60)に到達。

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「感触はどうだったの?」
ドキドキしながら聞くと、数学はかなりできたとのこと。

「高専は数学が2倍だからな!ということは……行ったか?」
「いや…まだわかりません(笑)」

焦る私をよそに男子はカバンから入試問題を取り出しました。

「そうそう!数学、先生に教わった正四面体が出たんですよ!12分の√2a三乗の公式、覚えといてよかったです!」
「な…なに?!」

あれは冬期講習でした。

正四面体の体積を求める方法は3通りあると言って、すべてのやり方を示すも、どれも手順が複雑でなかなか生徒は覚えてくれません。

いや、やり方は頭では分かっていても、答えまでたどり着かないといった方が正確か。

そこで私は、だったら公式を作っちゃおう!と言って、その場で作ったのでした。

「数学が苦手な人はこれを丸暗記して!
数学が得意な人も、これを知っとけば大幅な時短になるから超便利だよ!」と。

「で?それを覚えていたのか?」

驚いて聞くと、「はい!」と男子。

「オレは覚えてないけど…。√2でいいの?√3じゃない?」
「いえ、√2です。ほら!」

男子はそう言って、ノートと問題を見せてくれました。

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「休み時間中に見といてよかったです!」と男子はホクホク顔。

「ひえ~!ホントだ!いや~やっといて良かった!しっかしよく覚えてたなあ!」

男子は続けて言いました。「関数もです!」

「え?」

「ほら、点がバラバラに浮いている三角形の面積を一瞬で出すワザ」

「ああ、アレは教えたけど、使う場面があったのか?」

「はい!すごく便利でした!これです」

「おお…ホントだ…」

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いや~ここまで一緒だとは!

男子は高専がダメだった場合に備えて、県工の後期の勉強をやっていますが…

ここまで来たらぜひ受かっていてほしい!

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入試まであと2週間!①

月曜日、午後5時半の小学生↓

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太白区からお越しで、「中学準備講座(全7回)」の体験学習に来ている小6男子のお母さんと逸見さんの立ち話が聞こえてきました。

なんでも下(小4)のお嬢さん、2回の体験学習が終わり、授業がとても楽しかった。この日、お兄さんと一緒にまた来たかったという内容で、わくわく文庫の読書も楽しかったし、先生にたくさん褒めてもらったことがうれしかったとのことでした。

いやー…そういう意見をもらえると働いている方はパワーが出ます。
どうもありがとうございます!

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通路に出ると、多くの人が自習に来ていました。

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手前にいた一高生、ファイルから数学のテストがひょこっと顔をのぞかせています。

「先生、ちょっと見てくださいよこれを…」とテストが言っているような気がしたので、彼のファイルに手を伸ばして中身をそ~っと取り出すと…

「はあ?55点?これは100点満点なんだよな」

「あ、はい…(笑)」

隣にいたマシーンも同調して言いました。
「僕もひどいです(笑)」
「何点?」
「60点台で…」

問題を見るとどれも基本問題。

(増中、名取二中の1位がねぇ…兵どもが夢のあと…か…)

たぶん習いたてで出されたテストだからこんな得点だったのだろう。でもここは言っておかねば。

「はあ~~~っ」
私は深くため息をついた後に言いました。

「お前ら…これは超基本だぞ。こんぐらいは余裕でできないと。貧弱すぎる!もっと勉強しろよ」
「いや~…ハイ…」

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全体をぐるっと一周。

三高を受けようと頑張る女子生徒↓
大変ストイックで、考えてもわからないところが出ると積極的に質問を持ってきます。

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先ほど私のところに持ってきた「低気圧と前線の関係」は基本も基本で、一瞬これを知らないのかと驚きましたが、そういう感情を表に出してはいけません。

私は机にあった裏紙を手に取り、前線の断面図を書いて仕組みを丁寧に説明してあげました。

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角を曲がると市工を受ける男子が社会をやっていました↓

でも勉強のやり方を見るとあまり良くありません。

「そこの分からなかった問題なんだけどさ」
私はすぐに声をかけました。

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「分からないところは答えを書いて終わりにしてはダメだよ。
間違ったら問題番号横にこういう風にバツを付けるの。
そして明日また解く。ダメならまた明日。
そうやってマルになるまで何回でもかかっていくんだ」

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前期で受かった人には、この時期、数学の図形をたくさん解くように指示しています↓

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中3はこの日授業がありません。
なのに合格後もこうやって自習に。
偉いもんだなあ…と感心していると、イライラしているのか、女子は鉛筆で机をカンカン叩き始めました。

「どうした?分かんないの?」
「全然わかんない!」

「ええーっと、ここに一本線を引いてみて」
「はい……」

「そしたらほら、ココが直角三角形になっているから…」
「あ!わかった!」
「声がデカいよ!」

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プロフィール

Author:hyperlearnig
<塾長> 工藤 豪

大学卒業後、半導体エンジニアの道へ進む。
2年後脱サラし、生徒らとの一喜一憂をもとめて2000年に塾を設立。

地域の学力に貢献しているかは不明も、成績を伸ばしたいと考える彼らのために日夜奮闘中!

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